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プロの読み手による書評ブログ

『門』夏目漱石(新潮文庫)


夏目漱石

農学部・女性

→紀伊國屋書店で購入

門

1.この本との出会いはいつですか?

高校1年あたりに学校の授業で夏目漱石の『こころ』を読むことになり、そこから夏目漱石の本に興味を持ったので買いました。

2.どんな内容の本ですか?

夏目漱石の『三四郎』『それから』に続く3部作の最終作です。
度重なる不幸を自らの責任であり罪だと苦しむ妻と、過去に犯した罪への罪悪感に苛まれて生活する夫が、寄り添いながら生きるお話です。

3.この本のどういうところが好きですか?
(抽象的にでも具体的にでもいいです)

特に大きな事件もなく淡々と話が進んでいくところや、何度読んでもわからないところが出てくるところが好きです。

4.この本からどのような影響を受けましたか?

高校時代にはこの本をきっかけに夏目漱石の本が嫌いになりました。淡々とした掴みどころの無さが嫌いでした。
大学生になってこの本を楽しめるようになって、掴めないものを掴めないまま大枠で理解することに慣れてきたような気がします。