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『女生徒』太宰治(角川文庫)

女生徒
太宰治

経済学部・女性

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女生徒

1.この本との出会いはいつですか?

大学1年生の春。

2.どんな内容の本ですか?

短編集で、どの短編も女性一人称で書かれています。みんな夢見がちだけど、心のどこかで現実の残酷さに気づいている、あるいは現実を直視しなければならない状況にあります。そんな彼女たちの心情が、太宰治の綺麗な日本語で上手に描き出されています。

3.この本のどういうところが好きですか?
(抽象的にでも具体的にでもいいです)

わたしのすきな描写を紹介します。
「おやすみなさい。私は、王子さまのいないシンデレラ姫。あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?もう、ふたたびお目にかかりません。」

4.この本からどのような影響を受けましたか?

この本は、イギリスへの旅行中、電車の中などの移動中に読みました。
西洋の国で純日本文学を読むというミスマッチさが何とも心地よく、まるで女生徒に出てくる女性のように、イギリスで1人酔いしれていました。
このようにこの本は、わたしが成長していく中でなくしかけていた夢見る気持ちを思い出させてくれました。