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「ディアスポラ文学フェア」開催中!

現在開催真っ最中のワールド文学カップですが、

連動企画として「ディアスポラ文学フェア」が行われています。

その開催場所とはなんと……お向かいのジュンク堂書店新宿店!

今回はTwitter上でも“ライバル書店同士の枠を超えた!”と話題になった

このジュンク堂書店新宿店の「ディアスポラ文学フェア」を

突撃取材してまいりました。

さて、7階で行われているということですが、どこだろう……

あ!ありました!

おおー!

ディアスポラ」とは《国外離散/母国の外で 母語の外で 世界の〈あいだ〉で書きつづける人たち》のこと(フェアポップより)。国別になっているワールド文学カップではおさまりきらなかった文学の一面を、この「ディアスポラ」というキーワードによって掬い取っています。

中でもいちばんのおすすめは原章二著『二つの言葉の町 モントリオール──カナダ・ケベック文化紀行』(彩流社)だそうです。

フェアではワールド文学カップのブックレットも配布されていました。小出しにしないとすぐになくなってしまうそうで、「ここに来た人は多分ほとんど帰りにワールド文学カップ覗きにいってますよ」(担当者・阪根さん談)。

担当者の阪根正行さんは「ワールド文学カップを見たらとても面白かったので、もっと盛り上げたいと思いました。たくさんの人に見に行って貰いたい」と、独自にこのフェアを企画されたのだそうです。

同じ新宿地区の書店同士がつぶし合うのではなく、

刺激をし合ってこのような企画が生まれたことにほんとうに感激感動しました。

これも文学の力のひとつなのかもしれません。

ディアスポラ文学フェア」はジュンク堂書店新宿店7階23番フェア棚にて、

4月30日(金)まで開催予定です。みなさまぜひ足をお運び下さい!