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番外編・評論 『負ける建築』 隈 研吾

負ける建築

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岩波書店/税込2,310円)


「負ける」というタイトルの言葉には、決してネガティブな意味が込められているわけではないものの、根本的に重厚長大産業である建築に対し著者が様々な限界を見出していることは確かなようです。ケインズ経済やバブル経済など、これまで建築を支えてきた経済的裏づけが失効した現在、建築にはどのような道が残されているのか。私のようなズブの素人でも引き込まれてしまうくらい、広くて深い著者の洞察に勉強させられます。

梅田本店・森永達三〕

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