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いのちは見えるよ/及川和男

いのちは見えるよ
及川和男

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5/28/2013 18:22:59
連合小児発達学研究科
博士1年生・女性

あなたが誰かに贈りたい本はありますか?その本の名前と著者名をお書きください。

いのちは見えるよ/及川和男

その本をどんな人に贈りたいですか?

医学、心理学に関わる人たちに。

どんな内容の本ですか?簡単なあらすじや、設定などをお書きください。

全盲の妊婦の出産に立ち会った、妊婦の隣に住む小学生の女の子(エリちゃん)が抱いた、いのちへの問いが書かれています。エリちゃんは、全盲なのに赤ちゃんを産み、赤ちゃんの世話をしていることに、疑問を抱きます。その問いに、妊婦はこう答えます。「いのちは見えるよ」。

あなたはその本と、どのようにして出会いましたか?

ある小学生が、自宅近所の児童館で見つけた本だと言って、とても面白かったから、みんなに紹介したくて、と、学校に持ってきた本でした。その小学生には発達障害があり、ものごとを字義通り解釈してしまうことから、自分と他人との関わりが上手くいかないことが多々ありました。ところが、その本を読んで、どうして目が見えない(視力を司る臓器がない)のに、いのちが見えるのか、ということに、不思議さと、でもなんとなく分かるような気がする、という、新たな感覚を得たようでした。
本を紹介してくれたこの小学生の背景も含めたいきさつが、この本との出会いです。

その本を受け取った人に、どのように思ってほしいですか?

医学や心理学において、学問として科学的であることは確かです。しかし、この本から学ぶこととして、人は目に見えるものだけで生きているわけではない、病気や障害などさまざまなことがあるけれども、それだけでは説明のつかないことも、やはり私たち人間にはあるのではないか、ということを感じて欲しいと思います。