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ボージョレ・ヌーボー解禁間近!世界のワイン情報は海外マガジンでチェック!

年6回刊「CUISINE ET VINS DE FRANCE」(フランス)


月刊「DECANTER」(イギリス)
年17回刊「WINE SPECTATOR」(アメリカ)

ワインの季節がやってきた。ワインの生産地として有名なフランス・ボージョレ地区の新酒、ボージョレ・ヌーボーが11月16日に解禁される。この解禁日は世界共通のため、時差の関係で日本ではフランスより8時間早く味わうことができる。なんと、花の都パリよりも先に! というのが初物好きの日本人のプライドをくすぐったのか、今ではこのイベントもかなり周知のこととなった。

フランスでは秋口になると、グルメ雑誌のみならず、週刊誌でもワイン特集が組まれる。そしてワインショップはもちろん、日常的に利用するスーパーまでもがワインフェア(Foire aux Vines)を催し、大いににぎわう。フランスの家庭では、よいワインを見つけるのはお父さんの任務。彼らは新酒(ヌーボー)目当てというよりは、クリスマスや新年のパーティーでふるまうためのワインを求めて訪れる。事前に収集した情報を頼りに、じっくりと時間をかけて探しまわり、箱単位で買っていくのだとか。

イタリアの新酒ヴィーノ・ノヴェッロは11月6日、オーストリアのぶどう農家でふるまわれる新酒ホイリゲ(その農家を指す言葉でもある)は11月11日に、それぞれ解禁される。秋はヨーロッパがみるみるうちにワイン色に染まる季節なのだ。

11月16日の仕事帰りは酒屋に直行だ。いや、そんな時間では遅すぎる。15日の深夜におつまみを用意し、0時にコンビニに走らなくては! パリジェンヌを出し抜くのは並大抵のことではない。【洋書部・知】