●『L’etranger(異邦人)』(A.Camus、Gallimard)
●『Bonjour Tristesse(悲しみよこんにちは)』(F.Sagan、Pocket)
●『Je voudrais que quelqu’un m'attende quelque part(泣きたい気分)』(A.Gavalda、J’ai Lu)
フランス書の売上トップはもちろん『星の王子さま』ですが、別格とするとこの3点となりました。いずれも翻訳があり、ロングセラーで読みやすい厚さという点で共通していますから、これからフランス書を読んでみようかという方にはおすすめです。
一昨年亡くなったあとも変わらぬ人気のサガンの『ブラームスはお好き(Aimez-vous Brahms)』、アンナ・ガヴァルダなら『Je l’aimais(未訳)』もおすすめです。4位以下も『ダ・ヴィンチ・コード』、マンガレリ『おわりの雪』、ジャプリゾ『長い日曜日』、ノートン『畏れ慄いて』などなど名作・話題作がいっぱいです。店頭のフランス書コーナーでもぜひお確かめください。【洋書部・康】