中島岳志(なかじま・たけし)

1975年、大阪生まれ。大阪外国語大学でヒンディー語を専攻。
大川周明の存在を通じて近代日本の政治思想に興味を持ち、20歳の頃からR・B・ボースの生涯を追いかける。
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科に進学し、1999年はじめてインドへ。ヒンドゥー・ナショナリストとの共同生活を通じて宗教とナショナリズムの問題を追及する。
著書に 『ヒンドゥー・ナショナリズム』(中公新書ラクレ)、『中村屋のボース』(白水社)、『ナショナリズムと宗教』(春風社)、『インドの時代』(新潮社)がある。 現在、北海道大学公共政策大学院助教授。