ごあいさつ
五月祭で何か面白いことがしたいと思い、東大にふれてもらうという五月祭のコンセプトの中で人々に興味を持ってもらえることは何なのだろうと考えたとき、「本」と東大生というのは関わりの深いもので本を通して東大生の本質を捉えることができるのではないかと思い、この企画を行いました。
本を借りるとき、100人には単純に、「あなたのおすすめの本を貸してください。」としか言っていません。
そう言われたときに100人の東大生はいったいどんな本を差し出すのか、そこに一つの東大の縮図が見えるのではないかと思っています。
そんな企画を今回、書評空間内の1つのコーナーにすることができました。
100冊のリストとコメントを見て、少しでも面白いと思っていただけたら嬉しいです。

東京大学 農学部 3年 賈 一丁

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2011年07月11日

『古代ローマ人の24時間』アルベルト・アンジェラ(河出書房新社)

古代ローマ人の24時間
アルベルト・アンジェラ

経済学部・女性

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古代ローマ人の24時間

1.この本との出会いはいつですか?

今年の3月頃、丸の内オアゾの丸善をぶらぶらしていたときにふと目に留まった。
元々塩野七生の「ローマ人の物語」を読んでいたこともあって、興味を持ち衝動買い。

2.どんな内容の本ですか?

紀元前115年、古代ローマの全盛期のとある1日の人々の日常生活、市場の様子、剣闘士の白熱した試合、夜の饗宴の様子などを時系列で描く。

3.この本のどういうところが好きですか?
(抽象的にでも具体的にでもいいです)

「ローマ史」というとともすれば政治や戦争の重厚なストーリーのが浮かぶが、これは古代ローマの「ふつうのひとびと」の話である点。
描写がとても丁寧かつリアルで、実際に筆者が街を探索しているように書かれているので、目の前に古代ローマの街並みが広がりローマ人と共に一日を過ごしている感覚を味わえる。

4.この本からどのような影響を受けましたか?

大学卒業までに絶対にローマに行くと固く決意しました(笑)

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