ごあいさつ
五月祭で何か面白いことがしたいと思い、東大にふれてもらうという五月祭のコンセプトの中で人々に興味を持ってもらえることは何なのだろうと考えたとき、「本」と東大生というのは関わりの深いもので本を通して東大生の本質を捉えることができるのではないかと思い、この企画を行いました。
本を借りるとき、100人には単純に、「あなたのおすすめの本を貸してください。」としか言っていません。
そう言われたときに100人の東大生はいったいどんな本を差し出すのか、そこに一つの東大の縮図が見えるのではないかと思っています。
そんな企画を今回、書評空間内の1つのコーナーにすることができました。
100冊のリストとコメントを見て、少しでも面白いと思っていただけたら嬉しいです。

東京大学 農学部 3年 賈 一丁

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2011年07月11日

『エデンの東』ジョン・スタインベック(早川書房)

エデンの東
ジョン・スタインベック

医学部・男性

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エデンの東

1.この本との出会いはいつですか?

名優ジェームス・ディーンを不動の地位に押し上げた、名作「エデンの東」を鑑賞したことがきっかけです。映画は原作の終わりの部分でしかないことを知りこの本を手に取りました。読んだのは大学1年の頃です。

2.どんな内容の本ですか?

エデンの東はノーベル文学賞受賞作家、ジョン・スタインベックの長編小説で、トラスク家とハミルトン家の三世代に渡る歴史が描かれた大河家族小説です。旧約聖書のカインとアベルの確執、カインのエデンの東への逃亡の物語を題材にしているというと、難しそうに感じるかもしれませんが、テンポもよく非常に読みやすい作品です。

3.この本のどういうところが好きですか?
(抽象的にでも具体的にでもいいです)

1950年代に発表されたアメリカの長編小説と聞くと、それだけでも手に取りにくいと感じる人もいるでしょう。その上旧約聖書を題材にしているといったら、ますます読みたいとは思わないかもしれません。実際僕もそうでした。しかしこの小説はそんなに深く考えず娯楽小説としても十分楽しめます。魅力的な登場人物や印象に残るセリフなど一読の価値があります。

4.この本からどのような影響を受けましたか?

どんな本でも抵抗なく手を出せるようになったことや、旧約聖書を一度読んでみたくなったということくらいでしょうか。ただ、僕としては、本というのは面白ければそれでいいと思います。色々考えることはありましたが、とにかく面白かった、これに尽きます。

エデンの東(1巻)
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エデンの東(2巻)
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エデンの東(3巻)
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エデンの東(4巻)
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