« 2011年06月 | メイン | 2011年08月 »

2011年07月15日

ジンピクフェア ~後半戦~ 第2週経過。作家紹介完結!

 こんにちは。ピクウィック・クラブです。
 当ブログをご覧の皆様は既に御存知のことでしょう、ピクウィッククラブは現在、紀伊國屋書店新宿本店5階人文書売場の定期フェア〝今こそ! 人文書宣言〟において『小説と思考の繋留――〝気づき〟の先を想像する』という合同フェアを開催しております。通称ジンピクでございます。
 一ヶ月半にわたりこちらのブログではフェア概要から作家紹介、売り上げランキングなどを公開して参りました。今回の更新で、フェアで取り上げた12人の作家うち残りの3人を紹介し、作家紹介は完結となります。それではさっそくいってみましょう。

第五回 作家紹介

倉橋由美子(1935-2005)
>>>著作より
  倉橋由美子『暗い旅』河出書房新社
  倉橋由美子『パルタイ』新潮社
>>>キーワード“虚構への旅”より
  ロラン・バルト『物語の構造分析』花輪光(訳)みすず書房
  四方田犬彦『漫画原論』筑摩書房
>>>キーワード“実存主義/カミュ=サルトル”より
  ジャン・ポール・サルトル『実存主義とは何か』伊吹武彦(訳)人文書院
  アルベール・カミュ『シーシュポスの神話』清水徹(訳)新潮社

071602.jpg

多和田葉子(1960-)
>>>著作より
  多和田葉子『旅をする裸の眼』講談社
  多和田葉子『文字移植』河出書房新社
>>>キーワード“越境する物語”より
  リービ英雄『越境の声』岩波書店
  イ・スンヨク『「ことば」という幻影』明石書店
>>>キーワード“翻訳される身体”より
  ジェイムズ・ジョイス『フィネガンズ・ウェイク 1』柳瀬尚紀(訳)河出書房新社
  中村雄二郎『共通感覚論』岩波書店

071601.jpg

ホルヘ・ルイス・ボルヘス(1899-1986)
>>>著作より
  ホルヘ・ルイス・ボルヘス『夢の本』堀内研二(訳)国書刊行会
  ホルヘ・ルイス・ボルヘス『永遠の歴史』土岐恒二(訳)筑摩書房
>>>キーワード“最小の物語へ”より
  小澤實『俳句のはじまる場所 実力俳人への道』角川学芸出版
  ジョン・ケージ『ジョン・ケージ 小鳥たちのために』青山マミ(訳)青土社
>>>キーワード“夢と永遠”より
  アンリ・ベルクソン『物質と記憶』合田正人,松本力(訳)筑摩書房
  柄谷行人『意味という病』講談社
>>>キーワード“人工迷宮”より
  ジョルジュ・ペレック『さまざまな空間』塩塚秀一郎(訳)水声社
  アルベルト・マングェル『図書館 愛書家の楽園』野中邦子(訳)白水社

以上作家紹介でした。これまでの記事で紹介してきた作家と合わせて全12人、キーワードで繋いだ関連書籍とともに、紀伊國屋書店新宿本店5階人文書売り場のエレベーター横フェア台にて、皆様のご来場をお待ちしております。

twitterでの活動はまだまだ続きますのでこちらもよろしければ覗いてみてください。

◇ ◆ ◇

もうひとつお知らせです。
当ジンピクフェアが人文系ブログとして有名な『ウラゲツ☆ブログ』さんにご紹介いただきました。記事はこちら。普段より人文関連情報の勉強をさせてもらっています。もちろんご存知の方も多いと思われますが、ジンピクの話題に限らず参考にしてみてはいかがでしょうか。

2011年07月07日

ジンピクフェア ~後半戦~ 第1週経過!

 こんばんは。ピクウィック・クラブです。
 ただ今好評開催中の人文書宣言×ピクウィック・クラブ合同フェア『小説と思考の繋留――〝気づき〟の先を想像する』……通称ジンピク。前半のランキングを出したのも束の間、ようよう後半戦第一週を終えました。連日多くの方にご来店いただき、ありがたく存じます。よき本との出会いはありましたでしょうか?
 登場作家紹介も残すところあと5人。今回はうち2人の著作、キーワードと選書の一部を紹介させていただきます。

第四回 作家紹介

オスカー・ワイルド(1854-1900)
>>>著作より
  オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』福田恒存(訳)新潮社
  オスカー・ワイルド『院曲サロメ』日夏耿之介(訳)沖積舎
  オスカー・ワイルド『オスカー・ワイルドのコント集―白鳥の歌』ギョ・ド セ(編)堀江珠喜(訳)アートダイジェスト
>>>キーワード〝ヴィクトリアン〟より
  松岡光治『ギャスケルで読むヴィクトリア朝前半の社会と文化』渓水社
  小林章夫『エロティックな大英帝国-紳士アシュビーの秘密の生涯』平凡社
>>>キーワード〝ゲイ〟より
  ジェームズ・ボルドウィン『ジョヴァンニの部屋』大橋吉之輔(訳)白水社
  ジャン・ジュネ『ブレストの乱暴者』澁澤龍彦(訳)河出書房新社
>>>キーワード〝ダンディズム〟より
  中野香織『ダンディズムの系譜-男が憧れた男たち』新潮社
  『グレート・スモーカー-歴史を変えた愛煙家たち』祥伝社(編)
>>>キーワード〝美学〟より
  中井英夫『中井英夫全集〈7〉香りの時間』東京創元社
  ケネス・クラーク『ゴシック・リヴァイヴァル』近藤存志(訳)白水社

070702.jpg

ジョン・マックスウェル・クッツェー(1940-)
>>>著作より
  J.M.クッツェー『恥辱』鴻巣友季子(訳)早川書房
  J.M.クッツェー『マイケル・K』くぼたのぞみ(訳)筑摩書房
  J.M.クッツェー『動物のいのち』森祐希子、尾関周二(訳)大月書店
>>>キーワード〝自己〟より
  グギ・ワ・ジオンゴ『精神の非植民地化-アフリカ文学における言語の政治学』宮本正興(訳)第三書館
  アモス・オズ『わたしたちが正しい場所に花は咲かない』村田靖子(訳)大月書店
>>>キーワード〝乖離〟より
  E.M.フォースター『アレクサンドリア』中野康司(訳)筑摩書房
  ジョーゼフ・コンラッド『闇の奥』中野好夫(訳)岩波書店
>>>キーワード〝暴力の侵入〟より
  ドリス・レッシング『アフガニスタンの風』加地永都子(訳)晶文社
  飯塚真紀『9・11の標的をつくった男 天才と差別-建築家ミノル・ヤマサキの生涯』講談社

070701.jpg

今回の更新でジンピクをはじめて知ったという方もまだ遅くはありません。どんなフェアなのかはこれまでのブログ記事をご覧いただくとして、ジンピクは紀伊國屋書店新宿本店5階人文書売り場のエレベーター横フェア台にて展開しております。
また新宿に来られない方もいるかと思います。上記書籍のリンク先がKinokuniyaBookwebとなっていますので、こちらもご利用いただければ幸いです。
さらに、ピクウィック・クラブのtwitter公式アカウントにて、ジンピクをはじめとするフェア情報、また文学その他の気になる情報をつぶやいています。当ブログの右上にありますバナーよりお尋ねください。お気に召しましたらフォロー等ご自由に。

ジンピクもそろそろ終わりが見えてきたところ、ここからがラストスパートです!
ご来店の際は是非お立ち寄りください。お待ち申し上げております。