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2011年01月20日

ピクベス!2010ランキング発表

本日からスタートした「ピクベス!2010」フェア。


今回はランキング30の発表です!


ナンバーワンはどの作品に輝くのか?!


では、発表します。


ピクベス!2010ランキング


1位
『夢の遠近法 山尾悠子初期作品選』
山尾悠子
国書刊行会


2位
『半分のぼった黄色い太陽』
チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ/くぼたのぞみ
河出書房新社


3位
『愛書家鑑』
ユザンヌ/生田耕作
奢覇都館


4位
『あ・じゃ・ぱん 上・下』
矢作俊彦
角川文庫


5位
『池澤夏樹=個人編集世界文学全集3-1 わたしは英国王に給仕した』
ボフミル・フラバル/安部賢一
河出書房新社


6位
『モンキービジネス vol.9 (『南部で』ラシュディ)』
柴田元幸編
ヴィレッジブックス


7位
『火山の下』
マルカム・ラウリー/渡辺暁・山崎暁子
白水社


8位
『跳躍者の時空(奇想コレクション)』
フリッツ・ライバー/中村融
河出書房新社


9位
『平凡物語 上・下』
ゴンチャロフ/井上満
岩波文庫


10位
『人生 使用法 新版』
ジョルジュ・ペレック/酒詰治男
水声社


11位
『わたしたちが正しい場所に花は咲かない』
アモス・オズ/村田靖子
大月書店


12位
『宇宙飛行士オモン・ラー』
ヴィクトル・ペレーヴィン/尾山慎二
群像社


13位
『都会と犬ども』
マリオ・バルガス=リョサ/杉山晃
新潮社


14位
『池澤夏樹=個人編集世界文学全集2-12 ブリキの太鼓』
ギュンター・グラス/池内紀
河出書房新社


15位
『ムッシュー・アンチピリンの宣言』
トリスタン・ツァラ/塚原史
光文社古典新訳文庫


16位
『流跡』
朝吹真理子
新潮社


17位
『白檀の刑 上・下』
莫言/吉田富夫
中公文庫


18位
『悪魔物語/運命の卵』
ミハイル・アファナーシエヴィチ・ブルガーコフ/水野忠夫
岩波文庫


19位
『新しい人生』
オルハン・パムク/安達智英子
藤原書店


20位
『ポストパンク・ジェネレーション 1978-1984』
サイモン・レイノルズ/野中モモ・新井崇嗣
シンコーミュージック・エンタテインメント


21位
『いちばんここに似合う人』
ミランダ・ジュライ/岸本佐知子
新潮社


22位
『日本の路地を旅する』
上原善広
文藝春秋


23位
『さすらう者たち』
イーユン・リー/篠森ゆりこ
河出書房新社


24位
『Nova 書き下ろし日本SFコレクション1』
大森望編
河出文庫


25位
『平凡倶楽部』
こうの史代
平凡社


26位
『煙滅』
ジョルジュ・ペレック/塩塚秀一郎
水声社


27位
『緑の家 上・下』
マリオ・バルガス=リョサ/木村栄一
岩波文庫


28位
『夢屑』
島尾敏雄
講談社文芸文庫


29位
『真夜中のギャングたち』
バリー・ユアグロー/柴田元幸
ヴィレッジブックス


30位
『フロム・へル 上・下』
アラン・ムーア エディ・キャンベル/柳下毅一郎
みすず書房

 
 
 
栄光の第1位は山尾悠子『夢の遠近法 山尾悠子初期作品選』となりました。

第2位は昨年来日もあったアディーチェの『半分のぼった黄色い太陽』。

第3位はユザンヌ『愛書家鑑』。この作品、刊行は1991年です。なぜこのランキングに?!と疑問に感じた方もいらっしゃるでしょう。大丈夫、ちゃんと理由があります。

2010年、ポプラ社より「百年文庫」というアンソロジーのシリーズが刊行開始されました。そのシリーズの「14 本」のなかの一作として、「愛書家鑑」が「シジスモンの遺産」というタイトルで収められています。しかしこの作品、アンソロジーで読むより、絶対に一冊の本として手に取ったほうがいい!ならば、本家本元の奢覇都館(さばとやかた、と読みます。PCでは出ませんが「覇」にはさんずいがつきます)の『愛書家鑑』を手にとってもらおうではないか!、といことで、ランクインした次第であります。

3位以下はご覧の通り。ここに挙げたすべての本は「ピクベス!2010」フェアでお手にとっていただけます。
ぜひみなさまのご来店をお待ちしております!

ピクベス!2010

みなさま、こんにちは。

本日は2011年、第一弾企画のお知らせです。


どどーん!


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その名も「ピクベス!2010」


一年間で出会う本の数は、人それぞれです。

「今年はたくさん読んだ!」という一年、「あまり読めなかったなあ」という一年、それぞれが大切な一年間の記録であり、二度とは訪れない一年間のあり方だと思います。

このフェアでは、ピクウィック・クラブが2010年いうただ一度だけの一年間に出会い、読むことができた文学作品の中から、特に素晴らしかった作品をみなさまにお届けするという企画です。


このフェアにはふたつのパートがあります。


ひとつめは、「2010年に刊行された本 ランキングベスト30」

ふたつめは、「2010年にピクウィック・クラブを騒がせた本」

「2010年にピクウィック・クラブを騒がせた本」は、2010年刊行された本に限らず、2010年以前に刊行された本の中から選ばれています。一年間のピクウィック・クラブ読書体験と考えて下されば結構です。そのなかには既に絶版となった本も含まれています。店頭販売することは叶いませんでしたが、古書探訪の愉しみを感じていただければ、とてもうれしいです。

開催期間は1月20日から2月20日まで。
場所は紀伊國屋書店新宿本店、2階文庫売場、B階段を出てすぐの棚番号H-13です。

「ピクベス」Twitterアカウントもありますので、概況を追い掛けたい方はこちらもぜひどうぞ。

さあ、果たして2010年はどの本が「ピクベス」選ばれたのか。ナンバーワンはどの作品か。

みなさまのご来店を心よりお待ちしております!

2011年01月07日

『観光』フリーペーパー完成

こんにちは。
新年あけました。
今年もよろしくお願いします。

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昨年8月に『観光』(ラッタウット・ラープチャルーンサップ著/古屋美登里訳・早川書房刊)が文庫化され、新宿本店ではいまだ好評を博しておりますが、この度、その魅力を更に掘り下げようとフリーペーパーを作成しました。

翻訳者の古屋美登里さんをはじめ、書評家の豊崎由美さん、『グローバリズム出づる処の殺人者より』などの翻訳を手がけている翻訳家の鈴木恵さんなどなど。様々な方から『観光』に対する熱い想いをお寄せ頂きました。

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中は手に取ってからのお楽しみ。
1階文学カウンター、または2階文庫売場に設置しておりますので、ご来店の際はぜひお持ち下さい。