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2010年10月04日

紀伊國屋書店新宿本店 フェア諸相 「と!RAVEL Book Fair -世界巡遊編-」

こんにちは。
突然ですが皆様はNHKの番組「世界ふれあい街歩き」を御存知でしょうか?
いわゆる紀行番組なんですが、タレントの街歩きを撮影するのではなくカメラ視点の映像で、街を歩き回る臨場感を体験できるという散歩好き・異国好きにはたまらない内容なのです。

で、あの感じを書籍フェアにできないかと思って、こんなフェアを企画しました。

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全然違う感じになりました。
今回のフェア諸相ではこの「と!RAVEL Book Fair -世界巡遊編-」を紹介させていただきます。
いったいどんなフェアなのか、ポスターには……

  と!んでもない紀行文フェア、ひっそり出立
   新装地図ガイド売場奥地にて。
   普段あまり同列には並ばないような本を集めてみました。

  『ガリア戦記』から蔵前仁一まで、古今東西の見聞録をコラージュ
   厳選された24(+1)冊はちょっと文芸よりに。
   選書リストには簡単な旅行記録も添えて、無料で配布中。

  ひと月ごとにテーマを変更、3ヶ月連続で
   第一回目の今回は《世界巡遊編》
   以後《異界探訪編》《時空放逐編》と続きます。(予定)

と、こんなことが書いてありまして、なのでそれぞれについての説明をここではしたいと思います。
まず地図ガイド売場奥地とは、どれくらい奥地なのか。

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一枚目。
7/9に紀伊國屋ビル地下一階へ移動してきた地図ガイド売場の入口です。
ここまで辿り着くのが一苦労であることは言うまでもありません。

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二枚目。山岳の棚を右手に。
正面になにやら見えてきました。

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三枚目でようやく到着。こんな感じで本を置いてます。

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近づいてみた写真がこちらです。
それぞれの本にルートナンバーを振りましたので、売場に貼り付けた世界地図上の番号と照合できます。いつ、誰が、どんな立場で、だいたいどの辺を旅したのか、というようなことを見比べてみても面白いと思います。
もちろん無料配布中のブックリストにも縮小版を掲載しました。

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一冊だけ絶版本の紹介枠を設けています。写真だと本物のようですが書影を貼り付けたパネルですので、悪しからずご了承を。

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そんな「と!RAVEL Book Fair -世界巡遊編-」は10月いっぱいの開催です。
非常に小規模なフェアですが、旅行好き、異国好き、文芸好きの皆様はもちろんのこと、普段地図ガイド売場に来ないような方も是非この機会に、ご来場をお待ちしています!

最後に、このフェアは前回紹介しました「紀伊國屋カルチャートリップ」に触発されて企画したものです。ということは続きがあります。3ヶ月連続でやりたいと思います。
《世界巡遊編》のあとは《異界探訪編》《時空放逐編》と順当に道を踏み外していく予定ですが、しかしながら第一回目である今回の結果如何によっては考え直す必要に迫られる可能性もありますので、ここは何卒皆様のお力添えに期待する所存にございます。

それでは次回。《異界探訪編》の紹介記事でお会いできることを願っています。


2010/10/12追記
今回取り上げた書籍の一覧を以下に掲載します。
bookwebでのご購入もできますので、webでのみご覧の方もご利用下さい。

01.『ガリア戦記』ユリウス・カエサル(平凡社)
02.『イブン・ジュバイルの旅行記』イブン・ジュバイル(講談社)
03.『ネーデルラント旅日記』アルブレヒト・デューラー(岩波書店)
04.『ビ-グル号世界周航記-ダーウィンは何をみたか』チャールズ・ダーウィン(講談社)
05.『八十日間世界一周』ジュール・ヴェルヌ(東京創元社)
06.『サハリン島』アントン・チェーホフ(中央公論新社)
07.『あめりか物語』永井荷風(岩波書店)
08.『失踪者』フランツ・カフカ(白水社)
09.『夜の果てへの旅 上』ルイ=フェルディナン・セリーヌ(中央公論新社)
10.『夜の果てへの旅 下』ルイ=フェルディナン・セリーヌ(中央公論新社)
11.『上海游記・江南游記』芥川龍之介(講談社)
12.『イギリスだより』カレル・チャペック(筑摩書房)
13.『ポーランド旅行』アルフレート・デーブリーン(鳥影社)
 14.『ツアンポー峡谷の謎』フランク・キングドン・ウォード(岩波書店)
15.『夜間飛行』アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ(新潮社)
16.『悲しき熱帯 1』レヴィ=ストロース(中央公論新社)
17.『悲しき熱帯 2』レヴィ=ストロース(中央公論新社)
18.『ちょっとピンぼけ』ロバート・キャパ(文藝春秋)
19.『阿房列車―内田百閒集成〈1〉』内田百閒(筑摩書房)
20.『犬が星見た-ロシア旅行』武田百合子(中央公論新社)
21.『トルコのもう一つの顔』小島剛一(中央公論新社)
22.『十六歳のオリザの冒険をしるす本』平田オリザ(講談社)
23.『シャティーラの四時間』ジャン・ジュネ(インスクリプト)
24.『観光』ラッタウット・ラープチャルーンサップ(早川書房)
25.『シベリア鉄道9300キロ』蔵前仁一(旅行人)