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2006年12月30日

『十二支のお節料理』川端誠(BL出版)

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年末の、それはそれはあわただしい時期。

大掃除、食材の調達、帰省の準備、あぁ、年賀状は・・・

あれ?ちょっと待って。あわただしいのは、大人だけ。

子どもたちにはいつもの時間が流れている。
ごめんごめん。さ、一息いれて、何読もうか?

というわけで、サザンシアターの帰りに新宿店の2階で選んだのはこの一冊。
年長さんの次男とわくわくしながら。
(それでも私ったら、「早く決めてっ」っていっちゃうんだよなぁ・・・反省)

我が家の人たちの干支にあてはめて読むとけっこううなづけるところがあっって驚く。
ずいぶん前から読んでいても、やはりその子の「はじめて」に立ち会って読むと
新しい発見と驚きと喜びがある。

子育てするってこういうことか。なんて妙に納得。

なんというか、川端さんの本って、「間」があるんだ。
もう、ホント、私と息子は
(ページをめくって)
ただ、すうっとひきこまれて、そして、目をみあわせて、
にっこり笑っていた。

2006年ありがとう。
2007年もよろしく。


2006年12月02日

『子育ての変貌と次世代育成支援』原田正文(名古屋大学出版会)

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子育て支援にかかわる人の必携の書。と、勝手に思っている。 このごろでは行政の職員研修などにもよんでいただく機会が増えたので、せっせと紹介している。 子育て支援の担当者や専門家は、ちゃんと購入して活用すべし。

データの量に圧倒されるが、こつこつと丁寧に読み進めると、現在の子育て支援のあり方が明確になってくる。特にひろばの重要性、乳幼児期の人とのかかわりの大切さが、ひしひしと伝わる。
研究者がきちんとこうしてデータで検証してくれることは、現場の私たちへのエールだ。
上手に受け止めて実践していかなければと、心が引き締まる思い。
もちろん、いままでやってきたことの確認にもなる。
私たちのやってきたことは間違っていなかった。この方向性は正しかった。
そう思えるのはとてもうれしいし、励みになる。

子育ての変貌、とはよく言ったものだ。
そう、子育ては変貌している。
ただ「昔はよかった、あのころの地域を取り戻そう」、と号令ばかりかけても駄目。

こんなにも子どもを育てにくい環境であるということ
きちんと受け止めた上で、どうやっていくか考えたい。

子育ての変貌は、つまりは社会のSOSだ。
SOS、聞こえますか?

原田センセイのそんなつぶやきがきこえてきそうだ。


『どっちがへん?』岩井俊雄(紀伊國屋書店)

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何が一番気に入ったかって、 どっちがへんかを聞いてくれるところ。

だって、いつもどっちが正しいかを聞かれて生きてるじゃない、私たちって。
変なほうを答えて当たり~!
ってできるのは、本当に楽しい。
子どもたちはげらげら笑って楽しんでいる。

とっても手ごろなサイズでできているので、実はいろんな使い方ができる。

病院の待ち時間
(本当にたいくつだし、いい絵本がそろっているとは限らない)

帰省する新幹線の中
(お菓子づけにして黙らせるのも限界があるし、できればやりたくない)

電車の中で出会った子に話しかける
(隣に座った子がぐずっているときによく助け舟をだすんだ)

まだまだ考えられそう。
バックに一冊、ぜひ常備をおすすめします。

そいでもって、いい使い方を思いついたらこっそり教えてね。

我が家では、お兄ちゃんが弟と妹に読んでやっています。
母は大助かり。夕飯の支度がはかどっちゃう。
岩井さん、ありがとう!

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