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2011年01月20日

第30位『一週間』井上ひさし

第30位『一週間』井上ひさし →bookwebで購入

(新潮社/1,995円)

昭和21年 ハバロフスク収容所に移送されてきた日本人捕虜小松修吉は、あることをきっかけに、たった一人で北の大国に立ち向かう。描かれる「一週間」のスリル溢れる出来事はフィクションでも、その「時代の背景」は決して作られたものではないことを、巻末に掲げられた膨大な参考資料が物語っています。どうか手にとってみてください。かつてニッポン人が、ニッポン人に対して何をしたのかを知るために。常にユーモアをちりばめながらも、過去に日本が犯した過ちから決して目を逸らさず、「庶民の怒り」を持ち続けた、井上ひさしという偉大なる作家の足跡に触れるために。

〔秘書室・兵頭佳美〕


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