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2009年09月10日

「河出ブックス」創刊まで、あと1ヶ月。

こんにちは。河出書房新社編集部の藤﨑と申します。
しばらくのあいだ、この書評空間にお邪魔することになりました。 どうぞよろしくお願いします。

さっそくですが、私ども河出書房新社では、10月10日、「河出ブックス」という新シリーズを創刊します!

いまや新書ブームは飽和状態をきたしていると言われます。生き方本やハウツー本、タレント本や政治家本にまで裾野は広がりましたが(選択肢が広がったこと自体は悪いことではないと思います)、もう少し歯ごたえのあるものを読んでいきたいという読者の方も多いことでしょう。

読み捨てられてしまう本が多いいまだからこそ、質を落としたり薄めたりせずに、しかし知的好奇心を刺激するテーマの本たちをそろえることで、読者の知への渇望に応えたい――河出ブックスは、そのようなねらいを持ったシリーズです。

河出ブックスはジャンルを限定しません。多角的に本をそろえることで、読者の「知りたい」が、ジャンルをまたいで次の「知りたい」に連鎖していくような場を理想としています。

判型はB6判。ソフトカバーです。俗に「選書」と呼ばれている器です。いわゆる選書は、新書と専門書の中間的な役割を果たしていると目されていますが、もっと脚光を浴びてよいポテンシャルを秘めていると思います。そのことを、河出ブックスのラインナップを通じて示していきたいと考えています。

創刊時には、以下の6点を一挙に刊行いたします(定価:各1260円[税込])。

●石原千秋『読者はどこにいるのか――書物の中の私たち』
●島田裕巳『教養としての日本宗教事件史』
●橋本健二『「格差」の戦後史――階級社会 日本の履歴書』
●紅野謙介『検閲と文学――1920年代の攻防』
●坂井克之『脳科学の真実――脳研究者は何を考えているか』
●西澤泰彦『日本の植民地建築――帝国に築かれたネットワーク』

今後、この創刊ラインナップから順次、紹介していきます。
河出が贈る、知の蓄積と新たな胎動にご期待ください。


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