« 『世界がキューバの高学力に注目するわけ』吉田太郎(築地書館) | メイン | 『リリィ、はちみつ色の夏』
 Sue Monk Kidd(著)小川高義(訳)(世界文化社) »

2009年03月24日

『交渉術』佐藤 優(文藝春秋)

交渉術 →bookwebで購入

「時代遅れの社会
 残された時間
 それを代表する人達」
(BGM: Returns (Return to Forever))

何10頁にも及ぶ何冊もの文章を書いて
毎日のように校正して、やはりどうしても満足出来ず
インプロビゼーションにはやはり基礎が必要であると
とにかく12月が過ぎ、1月が終り、2月も終った
(第7銀河の賛歌)

輪郭のクリアな風景は
私のうっ血した血を抜いたからではなく
自然が用意してくれた懺悔の時間でもあり
私はこのサディスティックな風景に感謝しなければならない
(ヴァルカンワールズ)

プロペラのブーンとハムる音が聴こえる夜は祭典の日で
彼女の名前はブラウンかホワイトかブラックだったか
それほど平たく言う必要はなく
私のあの夜はオルセーかベルンかチェンナイだったか
雪のふる夜は、明日は熱帯夜だったかもしれない
(女魔術師)

とるに足らないことがいつも発端で(山崎まさよし)
私は言っても仕方がない事は何も言わないので
なので教育者としてより、書き手としてどこのカテゴリか知れず
ある意味ほとんど何も言わないので
この音源を聴いても誰も何も言わないのが懸命
(パッション、グレース&ファイア)

かつてレスリングだったかの日本代表合宿で、夜中に突然おこされて根性をつけるトレーニングがあって、多くの金メダルを取ったという逸話があるが、私は自慢げに毎朝3時か4時に起きる時にいつもそれを思い出す
その根性という理にかなった合理的な意味は、国内外どこに行っても時差もへったくれもなく、前の晩は飲み会で、徹夜してもこなせないことがあるならば、眠たくなれば自ら顔をひっぱたけば良いし、5分でも時間があれば寝れば良い、つまりは根性とは東洋の浪花節ではなく、世界標準であることを忘れてはいけない
実は彼らの方がよっぽど努力と根性をおしまない
もうそれ以上は何も言うまい
(地中海の舞踏)

そもそもこの全くダメな私は、どんな難局にあっても何も言わずしてそれでいてあらゆる方向に細心の注意を払い、細心の最適化を図ろうとするが中々上手く行かない
つまりこれを「交渉術」と言うにはあまりにもチープで、それでも、世の中は私のように中途半端な人達で成り立っていて、誰もそう言い切らないのが暗黙の了解という時代に、暗黙の了解を得るも裏切るもほとんど関係ない
(スペイン)

とにかく12月は終る
と12月半ばに書いて、1月が終り、2月も終った
うだつと引きと覇気の話をしたビデオを観ながら思い出す
彼女の名前はブラウンかホワイトかブラックだったか
オープニングはそんな処だったか
武道館か代々木オリンピックプールだったか
(ノーミステリー)

とにかく、いつものことながら、どれだけ残された時間がないかということは自慢にはならず、ただ、とにかく、日本は山崎まさよしのように何かのボタンをかけ違ってきていることだけは確かで、こんな時代遅れの社会とそれを代表する人達、それも政治家ではなく(政治家は我々国民が選んでいるので、文句は国民の常識に向くべきであり)ただ、実際に日本と組織を代表する人達に任せて生きていていいのかと疑問にかられながらも、結果を必然として選んだのは我々で、私は自分を肯定してくれる何かに時間を費やしてはまともを保っている
(浪漫の騎士)

世界を動かしているのは誰か
日本を動かしているのは誰か
組織を動かしているのは誰か
そして、我々の日常生活を動かしているのは誰か
毎日ボロボロになるも、決して自己満足ではいけない
少なくとも我が国の一部では、決して適切な人が、組織、日本、世界を動かしている訳ではない
(道化と暴君の決闘)

道中、この本を読む
世界は動くが
日本は遅々として動かず
日本は必ずしも適切な人が世界を動かしているとは言えない
日本は必ずしも適切な人が組織を動かしているとは言えない
日本は、非常に残念な状況にあることを国民は知らない
(500マイルスハイ)

もっと適切な人がいなければいけないのは教育の問題だが
つまりは国民の問題で
日本を代表する人達が、世界からどう見られているか
日本は実力がありながら、誰が日本を弱くしているか
ことの重大さはともかく
起こる物事の全ての責任は自分にある
(中略)
確かな事は
彼女の名前はブラウンかホワイトかブラックだったか
それが手掛かりで
残された時間については
死んだ時に思い出してもらえば良い
飯島愛さんが自身の運命を予想していたことは御存知だろう
それでもその時点では100分の1にも満たない
(ボーナストラック)



→bookwebで購入

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://booklog.kinokuniya.co.jp/mt-tb.cgi/3188