ごあいさつ

私たち阪大生は、書評空間で書評ブログを書く書くことにしました。

本との出会いは一生のうちに何度もあります。
その出会いの中には、どうしても忘れられないものがきっと誰にでもあることでしょう。
私たちはそれに着目し、ライフステージごとに設定した5つのテーマについて大阪大学の学生や教職員から、本との出会いや思い出について紹介してもらいました。
誰かのアルバムの1ページをそっとめくるような、そんな気持ちでご覧ください。
大阪ならではの個性が光る「オモロイ」書評集が出来上がりました。

また、各テーマを順に見ていくと、ひとつの人生が浮かび上がってくる、という仕掛けにもなっています。
あなたの人生や、誰かの人生に思いを馳せながら、そのような視点からもお楽しみください。
本を紹介した誰かの人生だけでなく、あなたの人生にも彩りを加えてくれる、そんな1冊との出会いが、このページから生まれれば何より嬉しく思います。

大阪大学 「ショセキカ」プロジェクト一同

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2013年10月01日

賢者の贈り物/O.ヘンリ

賢者の贈り物
O.ヘンリ

⇒紀伊國屋書店ウェブストア
5/27/2013 16:49:41
文学研究科文化表現論専攻日本文学専門分野
修士2年生・女性

あなたが過去に贈られた本で、印象に残っているものは何ですか?書名と著者をご記入ください。

賢者の贈り物/O.ヘンリ

その本は何歳くらいの時に読みましたか?また、どなたから贈られましたか?

小2くらいに、母から

どんな内容の本ですか?簡単なあらすじや設定などをお書きください。

『賢者の贈り物』は、貧しい若い夫婦が、お互いに贈るクリスマスプレゼントを買うために、自分がいちばん大切にしていたものを売ってしまうという物語です。妻のデラは、夫が父から譲り受けた金時計にぴったりの鎖を買うために、自慢の美しい髪を売り、そうとは知らない夫のジルは、デラの髪に似合う櫛を買うために、大切な金時計を売ってしまいました。

その本のどのようなところが印象に残りましたか?また、どのような点が気に入りましたか?
(抽象的にでも具体的にでもいいです。当時の思い出などのエピソードも添えていただいても構いません)

当時小2の私は、「これが愛か!」と、訳も分からないままに感激し、同時に「愛ゆえの悲劇!なんてせつない物語なんだ!」
と思い、それから数週間ほどは、物語の余韻に浸っていました。

当時読んだ印象と、今ではその本の見方は変わりましたか?

当時は、せっかくの贈り物が、行き違いによって意味をなさないものになってしまったことに「なんてせつない物語なんだ!」
というやるせない思いがしたのですが、久々に読むと、貧しいながらも強い愛情で結ばれた二人の純粋な美しさに改めて胸を打たれました。

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