ごあいさつ

私たち阪大生は、書評空間で書評ブログを書く書くことにしました。

本との出会いは一生のうちに何度もあります。
その出会いの中には、どうしても忘れられないものがきっと誰にでもあることでしょう。
私たちはそれに着目し、ライフステージごとに設定した5つのテーマについて大阪大学の学生や教職員から、本との出会いや思い出について紹介してもらいました。
誰かのアルバムの1ページをそっとめくるような、そんな気持ちでご覧ください。
大阪ならではの個性が光る「オモロイ」書評集が出来上がりました。

また、各テーマを順に見ていくと、ひとつの人生が浮かび上がってくる、という仕掛けにもなっています。
あなたの人生や、誰かの人生に思いを馳せながら、そのような視点からもお楽しみください。
本を紹介した誰かの人生だけでなく、あなたの人生にも彩りを加えてくれる、そんな1冊との出会いが、このページから生まれれば何より嬉しく思います。

大阪大学 「ショセキカ」プロジェクト一同

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2013年10月01日

英語の発想/安西徹雄

英語の発想
安西徹雄

⇒紀伊國屋書店ウェブストア
6/1/2013 8:17:44
外国語学部外国語学科ポルトガル語専攻
1年生・男性

お書きいただけるのは以下のどちらの本についてでしょうか。該当する方をチェックしてください。

専攻を決めるきっかけになった本

その本の名前と著者をお答えください。

英語の発想/安西徹雄

その本はいつ読みましたか?

予備校生のときの夏頃

どんな内容の本ですか?簡単なあらすじや、設定等をお書きください。

英語で書かれた文学作品等とその和訳、または逆に日本語で書かれた文学作品等とその英訳の比較を通して、 英語の発想を明らかにしようとする本です。
また、英語との比較を通じて日本語の発想も自ずと浮き彫りになってきます。


例えばThe mere fact of looking so different causes disdain,suspicion and ridicule(本書の冒頭部より引用) は、「そんなにちがって見えるという単なる事実が、軽蔑、疑惑、そして嘲笑を生む」が直訳ですが、
「ただ外見がちがっているというだけで、人から馬鹿にされたり、怪しまれたり、嘲笑されたりしてしまうのである。」 と、訳した方がなんだか自然に聞こえませんか。
これは一体なぜなのでしょう。
ひとつには、日本語は名詞を用いた表現よりも動詞を用いた表現を好む傾向があるということが言えそうですが、
本書の考察はそれだけにとどまりません。英語の発想の本質にずんずん迫っていきます。

いま、あなたはどのようなことを学んでいますか?その学問に対する熱意などもあわせてお書きください。

外国語学部のポルトガル語専攻で、ポルトガル語の基礎を学んでいる。
英語と同じ西洋語であるが、英文法と似た面もある一方で、
主語の省略や動詞の活用など文法的な違いも多く、面白い。

その本とあなたの学問領域にどのようなつながりがありますか?

この本が外国語を学ぶことは、その国の人の考え方の類型を学ぶことでもあるということを教えてくれた。
今では、外国語を用いてその国の人と交流することだけでなく、
外国語学習そのものが自分の視野を広げる有効な手段だと思っている。

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