ごあいさつ

私たち阪大生は、書評空間で書評ブログを書く書くことにしました。

本との出会いは一生のうちに何度もあります。
その出会いの中には、どうしても忘れられないものがきっと誰にでもあることでしょう。
私たちはそれに着目し、ライフステージごとに設定した5つのテーマについて大阪大学の学生や教職員から、本との出会いや思い出について紹介してもらいました。
誰かのアルバムの1ページをそっとめくるような、そんな気持ちでご覧ください。
大阪ならではの個性が光る「オモロイ」書評集が出来上がりました。

また、各テーマを順に見ていくと、ひとつの人生が浮かび上がってくる、という仕掛けにもなっています。
あなたの人生や、誰かの人生に思いを馳せながら、そのような視点からもお楽しみください。
本を紹介した誰かの人生だけでなく、あなたの人生にも彩りを加えてくれる、そんな1冊との出会いが、このページから生まれれば何より嬉しく思います。

大阪大学 「ショセキカ」プロジェクト一同

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2013年10月01日

科学の横道/佐倉統

科学の横道
佐倉統

⇒紀伊國屋書店ウェブストア
5/27/2013 20:20:29
情報科学研究科 バイオ情報工学専攻
博士2年生・女性

お書きいただけるのは以下のどちらの本についてでしょうか。該当する方をチェックしてください。

いま学んでいることにまつわる本

その本の名前と著者をお答えください。

科学の横道/佐倉統

その本はいつ読みましたか?

修士2年の5月

どんな内容の本ですか?簡単なあらすじや、設定等をお書きください。

科学とは全く異なる分野の12人の専門家が、科学についてどう考えているのかを記述した本。
漫画家や作家、哲学者、新聞記者など、とてもユニークな顔ぶれが並ぶ。
科学者以外から見た科学は、やはり科学者とは全く切り口が違い、とても新鮮で新しい気付きを得られる内容である。

いま、あなたはどのようなことを学んでいますか?その学問に対する熱意などもあわせてお書きください。

私は進化生物学の研究を行なっている。それとともに、企業でサイエンスコミュニケーションに関するインターンシップを行い、さらに教職免許を取得するべく授業を受けている。
将来はサイエンスの面白さを世の中にもっと広く知ってもらうための活動をしたいと思っており、前述の活動はそのためのスキルや知識を養うために取り組んでいるものである。
科学は一般の人にとってはとっつきにくく、難しいものであるという認識を持たれがちであるが、科学を文化にしていきたいと思っている。

その本とあなたの学問領域にどのようなつながりがありますか?

この本を読んだ頃は、科学の面白さに関わることのできる仕事がしたいと思っていたが、具体的な職業については思いついていなかった。
この本では、科学をより一般の人に広めるためにどうすれば良いかという話も含まれており、サイエンス・コミュニケーションという言葉もこの本の中で初めて知った。
その存在を知ったとき、これこそが私のたりたいことであると確信したのを覚えている。
就職活動を終え、内定も頂いていたが、このまま就職しては後悔するだろうと思い、内定を辞退した。その翌年から大学院の博士課程の学生として学びはじめ、
教育免許取得にも取り掛かったのである。この本に出会わなかったら、全く違う人生を歩んでいただろう。

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