ごあいさつ

私たち阪大生は、書評空間で書評ブログを書く書くことにしました。

本との出会いは一生のうちに何度もあります。
その出会いの中には、どうしても忘れられないものがきっと誰にでもあることでしょう。
私たちはそれに着目し、ライフステージごとに設定した5つのテーマについて大阪大学の学生や教職員から、本との出会いや思い出について紹介してもらいました。
誰かのアルバムの1ページをそっとめくるような、そんな気持ちでご覧ください。
大阪ならではの個性が光る「オモロイ」書評集が出来上がりました。

また、各テーマを順に見ていくと、ひとつの人生が浮かび上がってくる、という仕掛けにもなっています。
あなたの人生や、誰かの人生に思いを馳せながら、そのような視点からもお楽しみください。
本を紹介した誰かの人生だけでなく、あなたの人生にも彩りを加えてくれる、そんな1冊との出会いが、このページから生まれれば何より嬉しく思います。

大阪大学 「ショセキカ」プロジェクト一同

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2013年10月01日

現代短歌の鑑賞101/小高賢

現代短歌の鑑賞101
小高賢

⇒紀伊國屋書店ウェブストア
5/27/2013 17:43:03
文学部人文学科日本文学専修
2年生・男性

お書きいただけるのは以下のどちらの本についてでしょうか。該当する方をチェックしてください。

いま学んでいることにまつわる本

その本の名前と著者をお答えください。

現代短歌の鑑賞101/小高賢

その本はいつ読みましたか?

高校2年の8月

どんな内容の本ですか?簡単なあらすじや、設定等をお書きください。

現代の主要101歌人のアンソロジーです。一人につき20首程度の代表作品が収録されています。

いま、あなたはどのようなことを学んでいますか?その学問に対する熱意などもあわせてお書きください。

文学部で、日本文学について勉強しています。高校入学時、僕は文学に一切興味がなかったのですが、友人に誘われて気楽に入った文芸部で文学のおもしろさに目覚めました。文学は表意記号の羅列であり、リズムであり、音楽であり、色彩であり、半永久の芸術であり、時代を超えるタイムマシンでもあります。僕ははるか昔から色あせることなく脈々と受け継がれてきた文学をもっと良く知り、未来へつながるような文学作品を作り出したい、という思いで文学を勉強しています。

その本とあなたの学問領域にどのようなつながりがありますか?

短歌は、顧問の先生に勧められて始めたのですが、それまでの僕は、短歌は古くて湿っぽい、「生きている化石」のような文学だと思っていたのであまり興味は惹かれませんでした。しかし、図書室でたまたま手に取ったこのアンソロジーでは、教科書で習ったようないかめしい短歌ではなく、新鮮で新しい短歌が数多く収録されていました。まさにいまの自分の感覚をこの57577のリズムに乗せることができるんだ、という発見は、いままでの自分の価値観がひっくり返されるような衝撃的なものでした。僕はこの本から文学の可能性というものを見出せましたし、文学の本質もうっすらと感じられたような気がします。

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