ごあいさつ

私たち阪大生は、書評空間で書評ブログを書く書くことにしました。

本との出会いは一生のうちに何度もあります。
その出会いの中には、どうしても忘れられないものがきっと誰にでもあることでしょう。
私たちはそれに着目し、ライフステージごとに設定した5つのテーマについて大阪大学の学生や教職員から、本との出会いや思い出について紹介してもらいました。
誰かのアルバムの1ページをそっとめくるような、そんな気持ちでご覧ください。
大阪ならではの個性が光る「オモロイ」書評集が出来上がりました。

また、各テーマを順に見ていくと、ひとつの人生が浮かび上がってくる、という仕掛けにもなっています。
あなたの人生や、誰かの人生に思いを馳せながら、そのような視点からもお楽しみください。
本を紹介した誰かの人生だけでなく、あなたの人生にも彩りを加えてくれる、そんな1冊との出会いが、このページから生まれれば何より嬉しく思います。

大阪大学 「ショセキカ」プロジェクト一同

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2013年10月01日

サードカルチャーキッズ 多文化の間で生きる子どもたち/デビッド・C.ポロック, ルース=ヴァン・リーケン

サードカルチャーキッズ 多文化の間で生きる子どもたち
デビッド・C.ポロック, ルース=ヴァン・リーケン

⇒紀伊國屋書店ウェブストア
5/21/2013 0:15:39
外国語学部外国語学科日本語専攻
3年生・男性

お書きいただけるのは以下のどちらの本についてでしょうか。該当する方をチェックしてください。

専攻を決めるきっかけになった本

その本の名前と著者をお答えください。

サードカルチャーキッズ 多文化の間で生きる子どもたち/デビッド・C.ポロック, ルース=ヴァン・リーケン

その本はいつ読みましたか?

大学1回生の夏

どんな内容の本ですか?簡単なあらすじや、設定等をお書きください。

サードカルチャーキッズ・多文化間を移動する子どもたちについて書かれた本です。
いわゆる帰国子女と呼ばれる子供たちがどのように世界を巡り、その中で何を感じ
生きてきたのかが綴られています。なかでも外交官の子どものエピソードが特に
印象的でした。その子どもは親に連れられ、幼少期を東南アジアで過ごしましたが
任期が終わりアメリカに帰国することになりました。しかし、彼女にとってはアメリカは
親しみのある国ではなかったため、適応できずに東南アジアに単身で戻ります。
しかしその戻った先は、外交官の子女としての扱いを受けることはなく再び文化に
抵抗を感じてしまいます。そうして、自分は何人であるのかどの文化に属しているのか
を明確にすることが出来ず自分に不安感を感じてしまうというエピソードでした。
一見羨望の的にもなる帰国子女の内実に少し触れたような気がしました。

いま、あなたはどのようなことを学んでいますか?その学問に対する熱意などもあわせてお書きください。

今、学んでいるのは日本語を母語としない人に日本語を教えるということです。
特に最近では公立の小学校や中学校でもそういった子供たちが増加しています。
そこで、日本語教育やバイリンガル教育の知識を持った教員になれるように学んでいます。
まだまだ課題の多い分野であり、柔軟性が求められる分野なので、少しでも多くの経験を積めるように
努力していきたいと思います。

その本とあなたの学問領域にどのようなつながりがありますか?

その本を手に取ることがなければ、自分の教員になりたいという目標と日本語教育について学ぶということが
乖離したままだったのではと思います。しかし、この本を通して、日本語教育を通して世界とつながれる教員になれるのではないかという期待感や、日本人として日本を少しでも好きのなって欲しいという思いが湧いてきました。それは今でも学習の原動力になっています。

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