ごあいさつ

私たち阪大生は、書評空間で書評ブログを書く書くことにしました。

本との出会いは一生のうちに何度もあります。
その出会いの中には、どうしても忘れられないものがきっと誰にでもあることでしょう。
私たちはそれに着目し、ライフステージごとに設定した5つのテーマについて大阪大学の学生や教職員から、本との出会いや思い出について紹介してもらいました。
誰かのアルバムの1ページをそっとめくるような、そんな気持ちでご覧ください。
大阪ならではの個性が光る「オモロイ」書評集が出来上がりました。

また、各テーマを順に見ていくと、ひとつの人生が浮かび上がってくる、という仕掛けにもなっています。
あなたの人生や、誰かの人生に思いを馳せながら、そのような視点からもお楽しみください。
本を紹介した誰かの人生だけでなく、あなたの人生にも彩りを加えてくれる、そんな1冊との出会いが、このページから生まれれば何より嬉しく思います。

大阪大学 「ショセキカ」プロジェクト一同

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2013年10月01日

ビルマの竪琴/竹山道雄

ビルマの竪琴
竹山道雄

⇒紀伊國屋書店ウェブストア
6/23/2013 20:22:02
工学研究科機械工学専攻
修士1年生・女性

あなたが過去に読書感想文を書いた本で、印象に残っているものは何ですか?書名と著者をご記入ください。

ビルマの竪琴/竹山道雄

その読書感想文はいつごろ書きましたか?

高校二年の夏

どんな内容の本ですか?簡単なあらすじや、設定等をお書きください。

第二次世界大戦中、ミャンマーで戦った日本のある軍団の話。戦争を実際に体験した著者が、生涯に唯一、自分の教え子のために執筆した作品。

なぜその本を、読書感想文に使ったのですか?

死や直接的な戦争の残酷さが描かれていないにも関わらず、戦争を知らない私の心に戦争の悲惨さをまざまざと見せつけた作品だったから。それと同時に、人の純粋に人を思う気持ちを気づかせてくれる、人間の心の中にある美しさを教えてくれる、優しくなりたいと自然に思わせてくれる作品であるから。

読書感想文を書いてみていかがでしたか?難易度や、書く前後のエピソード、その本についての考えの変化、これから読書感想文を書く小中高生へのアドバイスなどもお書きください。

書いたのち、周囲の友人に読んでもらい、感想を聞きたい心持ちになった。読んでいる間に色々な思いが沸き起こり、悲しみとは全く異なる感動により涙が出た。その時の気持ちを言葉にしたいと思ったが、うまくできなかった記憶があるし、また、現在でもできる自信がない。小中高生は私よりも戦争を体験した世代に話を聞くことがで話を聞くことができる機会はないだろう。しかし、憲法改正などが唱われている昨今、今後の日本を担っていく世代に正しく(不必要に誇張されたり脚色されることのない)戦争を伝えていくことは重要であると思う。そのための本として、この一冊は大切なものとなると考えた。

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