ごあいさつ

私たち阪大生は、書評空間で書評ブログを書く書くことにしました。

本との出会いは一生のうちに何度もあります。
その出会いの中には、どうしても忘れられないものがきっと誰にでもあることでしょう。
私たちはそれに着目し、ライフステージごとに設定した5つのテーマについて大阪大学の学生や教職員から、本との出会いや思い出について紹介してもらいました。
誰かのアルバムの1ページをそっとめくるような、そんな気持ちでご覧ください。
大阪ならではの個性が光る「オモロイ」書評集が出来上がりました。

また、各テーマを順に見ていくと、ひとつの人生が浮かび上がってくる、という仕掛けにもなっています。
あなたの人生や、誰かの人生に思いを馳せながら、そのような視点からもお楽しみください。
本を紹介した誰かの人生だけでなく、あなたの人生にも彩りを加えてくれる、そんな1冊との出会いが、このページから生まれれば何より嬉しく思います。

大阪大学 「ショセキカ」プロジェクト一同

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2013年10月01日

ちいさなちいさな王様/アクセル・ハッケ、ミヒャエル・ゾーヴァ

ちいさなちいさな王様
アクセル・ハッケ、ミヒャエル・ゾーヴァ

⇒紀伊國屋書店ウェブストア
5/27/2013 23:33:48
外国語学部外国語学科日本語専攻
1年生・女性

あなたが過去に読書感想文を書いた本で、印象に残っているものは何ですか?書名と著者をご記入ください。

ちいさなちいさな王様/アクセル・ハッケ、ミヒャエル・ゾーヴァ

その読書感想文はいつごろ書きましたか?

高校二年の夏休み

どんな内容の本ですか?簡単なあらすじや、設定等をお書きください。

働く大人である主人公のところに急に現れた手のひらサイズのちいさな王様。大きく生まれて年を経るごとにどんどん小さくなる王様は、傲岸不遜で尊大な割りに小さいので全ての動作が可愛くみえてしまう。グミが大好物の王様と主人公が語り合う人生観はときに哲学的に、ときにロマンチックに、そしてときには悲しくなってしまうのだった。

なぜその本を、読書感想文に使ったのですか?

もともと、挿し絵のミヒャエル・ゾーヴァの絵が好きで手に取ったがとたんにはまってしまった。子どものときにしか見ることのできないトトロとは逆に、この小さい王様は働く大人の主人公のところにやってくる。主人公が王様と過ごすうちに忘れていた子ども心を思い出すとともに、どんどん小さくなる王様は人生の終わりに来るという子どもの時代になる。一体主人公にとって王様の存在は何を表しているのか…。大人と子どもの間の微妙な青春時代の私の心にすっと入ってきて、自分の気持ちを投影しやすかったから。

読書感想文を書いてみていかがでしたか?難易度や、書く前後のエピソード、その本についての考えの変化、これから読書感想文を書く小中高生へのアドバイスなどもお書きください。

王様の存在のメタファを知りたくて書き始めたが、結局結論は出ず、はてなで終わる感想文になってしまった。後々、ミヒャエル・ゾーヴァの特別展に行ったときに、難しいことを考えず、ただ楽しんでいたので、それでもいいかな?と思った。読書感想文は自分のことを書く作文。だから、自分だったらどうするか、自分がその場にいたらどう思うかを書くといいと思う。

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