ごあいさつ

私たち阪大生は、書評空間で書評ブログを書く書くことにしました。

本との出会いは一生のうちに何度もあります。
その出会いの中には、どうしても忘れられないものがきっと誰にでもあることでしょう。
私たちはそれに着目し、ライフステージごとに設定した5つのテーマについて大阪大学の学生や教職員から、本との出会いや思い出について紹介してもらいました。
誰かのアルバムの1ページをそっとめくるような、そんな気持ちでご覧ください。
大阪ならではの個性が光る「オモロイ」書評集が出来上がりました。

また、各テーマを順に見ていくと、ひとつの人生が浮かび上がってくる、という仕掛けにもなっています。
あなたの人生や、誰かの人生に思いを馳せながら、そのような視点からもお楽しみください。
本を紹介した誰かの人生だけでなく、あなたの人生にも彩りを加えてくれる、そんな1冊との出会いが、このページから生まれれば何より嬉しく思います。

大阪大学 「ショセキカ」プロジェクト一同

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2013年10月01日

雁/森鷗外


森鷗外

⇒紀伊國屋書店ウェブストア
4/27/2013 5:09:03
外国語学部外国語学科ドイツ語専攻
1年生・男性

あなたが過去に読書感想文を書いた本で、印象に残っているものは何ですか?書名と著者をご記入ください。

雁/森鷗外

その読書感想文はいつごろ書きましたか?

高校2年の夏休み

どんな内容の本ですか?簡単なあらすじや、設定等をお書きください。

東大生の岡田君と、高利貸しの妾のお玉の叶うことのない儚い恋情を描いた作品である。しかしそれは単なる恋愛小説の面のみを持つに留まらず、運命の持つ小さなベクトルの乱れと大きなベクトルの一貫性を示している。そして作中において運命の数奇さ、そして残酷さを示す象徴が題名にもなっている雁なのである。

なぜその本を、読書感想文に使ったのですか?

森鷗外に陶酔していたから。もちろん今も陶酔している。

読書感想文を書いてみていかがでしたか?難易度や、書く前後のエピソード、その本についての考えの変化、これから読書感想文を書く小中高生へのアドバイスなどもお書きください。

鷗外に関しての研究は高名な学者や作家が多くの業績が遺しており、今更一介の高校生である自分がなにか感想だの意見だのを書くのは不遜だと思い感想文の末筆にそのことに関する自信のなさや偉大な先達への謝罪を書き並べた。担当の国語教師は後日、あの文章さえなければ君の感想文を間違いなくコンクールに出したのだがと言われた。

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