ごあいさつ

私たち阪大生は、書評空間で書評ブログを書く書くことにしました。

本との出会いは一生のうちに何度もあります。
その出会いの中には、どうしても忘れられないものがきっと誰にでもあることでしょう。
私たちはそれに着目し、ライフステージごとに設定した5つのテーマについて大阪大学の学生や教職員から、本との出会いや思い出について紹介してもらいました。
誰かのアルバムの1ページをそっとめくるような、そんな気持ちでご覧ください。
大阪ならではの個性が光る「オモロイ」書評集が出来上がりました。

また、各テーマを順に見ていくと、ひとつの人生が浮かび上がってくる、という仕掛けにもなっています。
あなたの人生や、誰かの人生に思いを馳せながら、そのような視点からもお楽しみください。
本を紹介した誰かの人生だけでなく、あなたの人生にも彩りを加えてくれる、そんな1冊との出会いが、このページから生まれれば何より嬉しく思います。

大阪大学 「ショセキカ」プロジェクト一同

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2013年10月01日

大きい1年生と小さな2年生/古田足日・中山正美

大きい1年生と小さな2年生
古田足日・中山正美

⇒紀伊國屋書店ウェブストア
7/4/2013 19:48:59
外国語学部外国語学科ベトナム語専攻
1年生・女性

あなたが過去に贈られた本で、印象に残っているものは何ですか?書名と著者をご記入ください。

大きい1年生と小さな2年生/古田足日・中山正美

その本は何歳くらいの時に読みましたか?また、どなたから贈られましたか?

小学校一年生のとき 知り合いのおばさまから

どんな内容の本ですか?簡単なあらすじや設定などをお書きください。

小学二年生のアキヨは、身長は小さいが堂々としていて、気が強い女の子。一方の小学一年生のマサヤは、体は大きいが小心者の泣き虫。ある日マサヤは、上級生にホタルブクロの花を踏みつぶされて泣いているアキヨを見てしまう。アキヨのために、マサヤは勇気を出してホタルブクロの花を摘みに行く…。

その本のどのようなところが印象に残りましたか?また、どのような点が気に入りましたか?
(抽象的にでも具体的にでもいいです。当時の思い出などのエピソードも添えていただいても構いません)

最初は、表紙の絵が古臭くて、読むのが億劫だった気がするけれど、当時保育園に通っていた妹より背が低かったわたしは、題名にひかれたことを覚えている。文章中に出てくるホタルブクロの花はとても美しくなんだか手の届きがたい存在に思えて、「どんな花なのだろうか」とわくわくした。

当時読んだ印象と、今ではその本の見方は変わりましたか?

当時は、泣き虫なマサヤを「ださい」気の強いアキヨを「女の子のくせに」と思い(少しひねくれた子供だったのです)、登場人物があまり好きではありませんでした。でも、いま読み返すと、なんだか主人公たちがかわいらしく愛おしく思えてたまりませんでした。(単純に考えて、当時は同級生だった主人公たちが、いまはもう私より12、3歳も年下ですもんね)「わたしにもあったなあこんな時期」すこし辛気臭いですが、当時抱いた感情と、今の感情とのギャップが、とても心地よかったです。

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