ごあいさつ

私たち阪大生は、書評空間で書評ブログを書く書くことにしました。

本との出会いは一生のうちに何度もあります。
その出会いの中には、どうしても忘れられないものがきっと誰にでもあることでしょう。
私たちはそれに着目し、ライフステージごとに設定した5つのテーマについて大阪大学の学生や教職員から、本との出会いや思い出について紹介してもらいました。
誰かのアルバムの1ページをそっとめくるような、そんな気持ちでご覧ください。
大阪ならではの個性が光る「オモロイ」書評集が出来上がりました。

また、各テーマを順に見ていくと、ひとつの人生が浮かび上がってくる、という仕掛けにもなっています。
あなたの人生や、誰かの人生に思いを馳せながら、そのような視点からもお楽しみください。
本を紹介した誰かの人生だけでなく、あなたの人生にも彩りを加えてくれる、そんな1冊との出会いが、このページから生まれれば何より嬉しく思います。

大阪大学 「ショセキカ」プロジェクト一同

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2013年10月01日

水滸伝/北方謙三

水滸伝
北方謙三

⇒紀伊國屋書店ウェブストア
6/27/2013 13:29:04
工学研究科地球総合工学専攻社会基盤工学コース
修士2年生・男性

あなたが過去に贈られた本で、印象に残っているものは何ですか?書名と著者をご記入ください。

水滸伝/北方謙三

その本は何歳くらいの時に読みましたか?また、どなたから贈られましたか?

現在(途中)

どんな内容の本ですか?簡単なあらすじや設定などをお書きください。

まだ読み切っていないため、あらすじまでは分かりませんが、明代の中国で書かれた伝奇歴史小説の大作であり、腐った社会・政府を正すために中国各地から志の高い者が集まり、戦っていくもの。

その本のどのようなところが印象に残りましたか?また、どのような点が気に入りましたか?
(抽象的にでも具体的にでもいいです。当時の思い出などのエピソードも添えていただいても構いません)

学生時代から、どうにかして日本を変えたい。国際的な競争力、影響力を失いつつある日本を復活させたいと思っていた私に内定先の上司から勧められたものである。国を変える事は容易なことではない。この本の初めにも正しいことを貫くあまり、捕えられ、拷問を受ける様が描かれている。それでも諦めず、知性、人脈、金を使って改革を進める覚悟に感動した。

当時読んだ印象と、今ではその本の見方は変わりましたか?

今まで小説はマンガのようなもので、何も得られない娯楽にすぎないと考えていたが、今回この本に出会ってその考えが180度変わった。過去には様々な人間がいて、今の私達では成し遂げられない偉業を成し遂げた人や今の私達では想像もできない壁にぶつかった人もいた。そんな人々の中には、自分と同じ志を持つ人もいて、小説を読むことでその人が何十年もかかって行ったことを数日で疑似体験できる。歴史小説はある程度のデフォルメはあるものの、ある種ケーススタディなのだと気づかされた。自分と同じ志を持つ人間に小説という場で出会い、さらに共感し、自分に自信を持ち、将来に繋げていきたいと考えるようになった。

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