ごあいさつ

私たち阪大生は、書評空間で書評ブログを書く書くことにしました。

本との出会いは一生のうちに何度もあります。
その出会いの中には、どうしても忘れられないものがきっと誰にでもあることでしょう。
私たちはそれに着目し、ライフステージごとに設定した5つのテーマについて大阪大学の学生や教職員から、本との出会いや思い出について紹介してもらいました。
誰かのアルバムの1ページをそっとめくるような、そんな気持ちでご覧ください。
大阪ならではの個性が光る「オモロイ」書評集が出来上がりました。

また、各テーマを順に見ていくと、ひとつの人生が浮かび上がってくる、という仕掛けにもなっています。
あなたの人生や、誰かの人生に思いを馳せながら、そのような視点からもお楽しみください。
本を紹介した誰かの人生だけでなく、あなたの人生にも彩りを加えてくれる、そんな1冊との出会いが、このページから生まれれば何より嬉しく思います。

大阪大学 「ショセキカ」プロジェクト一同

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2013年10月01日

わたしおてつだいねこ/竹下文子

わたしおてつだいねこ
竹下文子

⇒紀伊國屋書店ウェブストア
6/24/2013 8:56:16
附属図書館
職員・女性

あなたが過去に贈られた本で、印象に残っているものは何ですか?書名と著者をご記入ください。

わたしおてつだいねこ/竹下文子

その本は何歳くらいの時に読みましたか?また、どなたから贈られましたか?

小4くらいに母から

どんな内容の本ですか?簡単なあらすじや設定などをお書きください。

「いそがしい いそがしい ねこのてもかりたいわ」というおばさんの声を聞き、「ねこのおてつだいさん」がやってきます。実は、ねこはおてつだいができず失敗ばかり。雨の中、ねこはとぼとぼとおばさんの家を出ていくのですが、最後には、「おてつだいができなくていいの やとってあげる!」とおばさんが追いかけてきてくれます。ねこはなにもしないけれど、おばさんは仕事がなんとなくはかどる気がする、一人より楽しいというほっこりした場面で終わります。

その本のどのようなところが印象に残りましたか?また、どのような点が気に入りましたか?
(抽象的にでも具体的にでもいいです。当時の思い出などのエピソードも添えていただいても構いません)

失敗続きのあと、「本当はなにもできないねこだけど、ねこの手もかりたいと聞いて、なんでもできるような気がしたの」というところではしんみりして悲しいけれど、最後におばさんちのねこになったあとの描写で、「旦那さんも子供も、だれかと食べているのに、お昼はいつも一人」だったおばさんが、ねこと一緒にお昼の時間を過ごし、仕事が進むわとにこにこしている挿絵をみると、ほっと幸せ気分を味わえます。

当時読んだ印象と、今ではその本の見方は変わりましたか?

当時は、ただ怖いところがまったくない本だったので、夜眠れない時に何度も読み返していました。今、4歳の娘もお気に入りになり、読んで~と持ってくるのですが、一人より、だれかと過ごすのが幸せだという、家族の大切さが描かれているように思えます。

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