ごあいさつ

私たち阪大生は、書評空間で書評ブログを書く書くことにしました。

本との出会いは一生のうちに何度もあります。
その出会いの中には、どうしても忘れられないものがきっと誰にでもあることでしょう。
私たちはそれに着目し、ライフステージごとに設定した5つのテーマについて大阪大学の学生や教職員から、本との出会いや思い出について紹介してもらいました。
誰かのアルバムの1ページをそっとめくるような、そんな気持ちでご覧ください。
大阪ならではの個性が光る「オモロイ」書評集が出来上がりました。

また、各テーマを順に見ていくと、ひとつの人生が浮かび上がってくる、という仕掛けにもなっています。
あなたの人生や、誰かの人生に思いを馳せながら、そのような視点からもお楽しみください。
本を紹介した誰かの人生だけでなく、あなたの人生にも彩りを加えてくれる、そんな1冊との出会いが、このページから生まれれば何より嬉しく思います。

大阪大学 「ショセキカ」プロジェクト一同

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2013年10月01日

O.ヘンリ短編集:警官と讃美歌/O.ヘンリ

O.ヘンリ短編集:警官と讃美歌
O.ヘンリ

⇒紀伊國屋書店ウェブストア
5/31/2013 11:55:18
外国語学部外国語学科アラビア語専攻
2年生・女性

あなたが過去に読書感想文を書いた本で、印象に残っているものは何ですか?書名と著者をご記入ください。

O.ヘンリ短編集:警官と讃美歌/O.ヘンリ

その読書感想文はいつごろ書きましたか?

中学3年生

どんな内容の本ですか?簡単なあらすじや、設定等をお書きください。

O,Henryの短編を集めた本です。
私が使った「警官と讃美歌」は、わずか数ページの超短編です。

ニューヨークで浮浪者の男性が、冬だけの間、外よりも温かな生活を送れる刑務所に行くためにわざと犯罪を起こす。 しかし何度犯罪を起こしても不思議と警官にはつかまらない。
そうしているうちに教会から聞こえてきた讃美歌に、自分が若かった頃を思い出し、改心する。
これからは懸命に働いて、生きよう。
そう思っている時に警官に声を掛けられ、真夜中に何をしているのか、と皮肉にも禁固3か月となる。

なぜその本を、読書感想文に使ったのですか?

非常に短い短編でありながら、深いメッセージを感じたからです。
それゆえに論点を絞りやすく、書きやすかったのがこの作品を選んだ一番の理由です。
これはO,Henryの作品の特徴なのですが、
この作品の、自暴自棄になってしまっては、本当にやりたいことが見つかった時にもう遅いというメッセージに、
自分にささるものを感じたので、この作品にしました。

読書感想文を書いてみていかがでしたか?難易度や、書く前後のエピソード、その本についての考えの変化、これから読書感想文を書く小中高生へのアドバイスなどもお書きください。

長さが指定されていないのであれば、短編で読書感想文を書くのはおすすめです。
短編なのであらすじで埋めるということにもなりませんし、自分の感じたことも長編よりはっきりすると思います。
感じたことの多い本ほど、原稿用紙はよく埋まります。
本の長さが長ければ埋まるというものではないと思います。
効率よく良い作品を仕上げたいのであれば是非、短編で書いてみてはいかがでしょうか。

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