« 復刊候補一覧 | メイン | 復刊書関連書籍 »

2014年04月18日

〔2014復刊書目〕 哲学・思想・言語・宗教



『聖書の日本語 翻訳の歴史』鈴木範久(岩波書店)

初版2006・最終版2008年◆四六判◆288頁◆税込3,672円(本体3,400円)

ISBN4-00-023664-4



現代日本語のもう一つの源──人と出来事でたどる聖書翻訳通史。文語訳に始まり新共同訳に至る、近代日本の埋もれた系譜。







『他者/死者/私 哲学と宗教のレッスン』末木文美士(岩波書店)

初版2007・最終版2007年◆四六判◆250頁◆税込3,024円(本体2,800円)

ISBN978-4-00-023777-2



他者あるいは死者とのかかわりの可能性を探りながら、「私とは何か」という問いを深めていく、思索のいとなみを示す。







『超自然的認識 改装版』シモーヌ・ヴェイユ/田辺保訳(勁草書房)

初版1976・最終版1992年◆四六判◆424頁◆税込3,780円(本体3,500円)

ISBN978-4-326-15429-6



最後のノートからなる随想、草案、読書ノートなど。神秘主義的傾向、教会批判も一層明瞭に表われたヴェイユ思想の終着点を示す貴重な記録。







『記号論理学』清水義夫(東京大学出版会)

初版1984・最終版2003年◆A5判◆192頁◆税込2,376円(本体2,200円)

ISBN978-4-13-012018-0



論理学の初級コースの内容を平易に解説したテキスト。命題論理と述語論理から完全性定理やブール代数を経て、中級以上の議論につなげる。







『方法としての中国』溝口雄三(東京大学出版会)

初版1989・最終版2000年◆四六判◆320頁◆税込3,456円(本体3,200円)

ISBN978-4-13-013016-5



近代中国像は歪んでいないか。戦後の中国研究に視座の転換を迫り、アジアというもうひとつの世界イメージを提起する。







『道徳的人間と非道徳的社会』ラインホールド・ニーバー/大木英夫訳(白水社)

初版1998・最終版1998年◆四六判◆299頁◆税込4,968円(本体4,600円)

ISBN 978-4-560-08366-6



ヴェーバーの「心理倫理」と「責任倫理」の問題を克服し、倫理学と政治学に新生面を拓いた不朽の名著。アメリカの政治的リアリズムの精神的源泉でもある。







『『存在と時間』講義』J.グレーシュ/杉村靖彦、松本直樹、重道健人他訳(法政大学出版局)

初版2007・最終版2007年◆A5判◆676頁◆税込12,960円(本体12,000円)

ISBN 978-4-588-15049-4



ガダマーやリクールの流れを汲む解釈学的現象学の立場から『存在と時間』とその「作業場」の姿を鮮やかに浮かび上がらせた画期的な注釈書。







『ヘーゲル伝』カール・ローゼンクランツ/中埜肇訳(みすず書房)

初版1983・最終版2001年◆A5判◆378頁◆税込5,940円(本体5,500円)

ISBN 978-4-622-01894-0



1844年に、ベルリン版ヘーゲル全集の補巻として刊行。同時代人による伝記。ドイツ観念論を継承発展させる過程を中心に、誕生から死までを描く。







『みる きく よむ』クロード・レヴィ=ストロース/竹内信夫訳(みすず書房)

初版2005・最終版2006年◆四六判◆244頁◆税込3,780円(本体3,500円)

ISBN 978-4-622-07181-5



創造の源泉とは? 芸術の普遍性とは? 文化人類学を率いた、20世紀ヨーロッパ精神を代表する知性の一人が、魅力豊かに「思考の快楽」へ誘う。







『関係としての自己』木村敏(みすず書房)

初版2005・最終版2009年◆四六判◆312頁◆税込3,456円(本体3,200円)

ISBN 978-4-622-07144-0



「私」とは何か。「自己」とは何か。豊富な臨床経験と、生命や存在への透徹した眼差しをとおして、そのあり方の謎に迫る、木村人間学の到達点。







『道徳情操論 上』スミス/米林富男訳(未來社)

初版1969・最終版1999年◆A5判◆382頁◆税込5,184円(本体4,800円)

ISBN 978-4-624-01026-3



スミスの体系において『国富論』に直接先行する古典の完訳。「行為の道徳的適正について」など、1〜3部を収録。







『日本中世の禅宗と社会』原田正俊(吉川弘文館)

初版1998・最終版1998年◆A5判◆498頁◆税込9,720円(本体9,000円)

ISBN 978-4-642-02768-7



日本の中世社会に大きな影響を与えた禅宗の実像を解明。禅と念仏・神祇信仰の関係、禅宗寺院の組織と仏事法会より中世後期仏教の特質を追究する。





〔2014復刊書目〕 社会



『テレビは戦争をどう描いてきたか 映像と記憶のアーカイブス』桜井均(岩波書店)

初版2005・最終版2005年◆四六判◆486頁◆税込4,536円(本体4,200円)

ISBN4-00-024015-3



テレビはいかにして過去の声をモノローグからポリフォニーへと変えてきたか。現役プロデューサーが半世紀の番組を総覧したドキュメンタリー論。







『人種差別』A.メンミ/菊地昌実、白井成雄訳(法政大学出版局)

初版1996・最終版1997年◆四六判◆234頁◆税込2,808円(本体2,600円)

ISBN978-4-588-02181-7



被植民者、ユダヤ人、北アフリカ出身者という三重に屈折した人種差別を受けてきた個人的体験に密着し、現代社会における支配と隷属、抑圧と差別のメカニズムを抉る。





〔2014復刊書目〕 歴史・民俗



『近代天皇制と古都』高木博志(岩波書店)

初版2006・最終版2006年◆四六判◆342頁◆税込3,564円(本体3,300円)

ISBN4-00-022550-2



近代天皇制のもとではじめて奈良と京都が「古都」として表象されたのはなぜか。文化的表象形成の深部に働く政治を鋭く抉り出す。







『ブラック・プロパガンダ 謀略のラジオ』山本武利(岩波書店)

初版2002・最終版2003年◆四六判◆320頁◆税込3,240円(本体3,000円)

ISBN4-00-024611-9



米軍はサイパンから日本全土に、国内の反軍勢力を装った謀略放送を流した。米国の情報公開により第2次大戦の実態が初めて明かされる。







『日本の子守唄』松永伍一(紀伊國屋書店)

初版1964・最終版1994年◆四六判◆228頁◆税込2,592円(本体2,400円)

ISBN978-4-314-01120-4



子守唄のあの哀調はなぜか――背景の庶民生活、出稼ぎ、故郷への慕情、社会風刺、エロスなどから、民俗学的なアプローチで唄い継いだ女性たちの心情を探る。







『日本王権論』網野善彦、上野千鶴子、宮田登(春秋社)

初版1988・最終版2000年◆A5変型◆288頁◆税込2,700円(本体2,500円)

ISBN978-4-393-29160-3



天皇制は何に支えられ、どんな機能を果たしてきたのか。存続の理由は何か。歴史学・民俗学・文化人類学の視点から日本精神史の深層に迫る。







『金と香辛料』ジャン・ファヴィエ/内田日出海訳(春秋社)

初版1997・最終版1997年◆A5判◆576頁◆税込7,020円(本体6,500円)

ISBN978-4-393-48524-8



危険を冒して異国の富を求めた先駆的実業家たち――大航海時代に先立ち海外ヘ飛翔し、「世界」経済の基礎を作った人々の活躍を描く名著。







『日本海域の古代史』門脇禎二(東京大学出版会)

初版1986・最終版1997年◆四六判◆390頁◆税込4,320円(本体4,000円)

ISBN 978-4-13-023035-3



5〜7世紀の古代日本にも、自立した地域国家群の興亡の歴史があった。日本海域の諸地域を、考古学の知見をふまえて描いた力作。







『過去の克服 ヒトラー後のドイツ』石田勇治(白水社)

初版2002・最終版2005年◆四六判◆350頁◆税込3,996円(本体3,700円)

ISBN978-4-560-08365-9



「過去の克服」にはそれを促す力と押しとどめる力があった。このふたつの力のせめぎ合いをとおして、「過去の克服」をめぐる戦後ドイツの歩みを概観していく。







『第一次世界大戦の起原 改訂新版』ジェームズ・ジョル/池田清訳(みすず書房)

初版1997・最終版2007年◆四六判◆400頁◆税込4,536円(本体4,200円)

ISBN 978-4-622-07321-5



20世紀の序幕、第一次世界大戦の勃発。火元はサライェヴォ。「運命の夏」にいたる歴史のダイナミズムと精神状況を、現代史の第一人者が再現する。







『トルコ近現代史 イスラム国家から国民国家へ』新井政美(みすず書房)

初版2001・最終版2008年◆四六判◆368頁◆税込4,860円(本体4,500円)

ISBN 978-4-622-03388-2



オスマン帝国=「イスラム国家」の凋落から近代国家への変身に賭けた、苦難の道のりをたどる。1699年以後の3世紀をカバーした興味津々の通史。







『歴史と啓蒙』ユルゲン・コッカ/肥前栄一、杉原達訳(未來社)

初版1994・最終版1994年◆四六判◆320頁◆税込4,104円(本体3,800円)

ISBN 978-4-624-11152-6



現代ドイツの歴史社会科学を代表する論客の、〈構造史〉と〈日常史〉の結合による新たな〈社会史〉の確立をめざし、歴史学方法論に一石を投じる論集。







『稲を選んだ日本人 民俗的思考の世界』坪井洋文(未來社)

初版1982・最終版1995年◆四六判◆236頁◆税込3,024円(本体2,800円)

ISBN 978-4-624-22009-9



日本文化の歴史を稲作民と畑作民の二つの異集団文化の接触過程として捉え、その対立・抗争・同化・吸収の諸相を追いながら民俗的世界の構図を解明する。







『日本の貨幣の歴史』滝沢武雄(吉川弘文館)

初版1996・最終版2004年◆四六判◆296頁◆税込3,240円(本体3,000円)

ISBN 978-4-642-06652-5



日本の貨幣の歴史を、各時代の重要問題を的確に解明し、先行研究を基礎に分かり易く詳述した貨幣通史。







『軍都の慰霊空間 国民統合と戦死者たち』本康宏史(吉川弘文館)

初版2002・最終版2002年◆A5判◆384頁◆税込8,640円(本体8,000円)

ISBN 978-4-642-03742-6



軍人墓地など戦死者を弔う特別の空間の立地や景観、儀礼などを通し、軍事都市を中心に展開した近代国家による民衆統合の様相を解明。







『苧麻・絹・木綿の社会史』永原慶二(吉川弘文館)

初版2004・最終版2005年◆四六判◆384頁◆税込3,456円(本体3, 200円)

ISBN 978-4-642-07934-1



日本列島に生きた人びとの生活を、前近代の三大衣料原料であった〈三本の糸〉を手繰りながら織り出す。歴史学の巨星、最後の著作。







『中世日本の国際関係 東アジア通交圏と偽使問題』橋本雄(吉川弘文館)

初版2005・最終版2005年◆A5判◆364頁◆税込9,720円(本体9,000円)

ISBN 978-4-642-02841-7



朝鮮や明に現れた偽使たちを派遣した地域勢力から、室町幕府外交体制崩壊の過程を解明。国家と地域の関係を軸に、新たな国際関係像を構築する。





〔2014復刊書目〕 心理・教育



『精神分析の方法 Ⅰ』W.R.ビオン/福本修訳(法政大学出版局)

初版1999・最終版2008年◆四六判◆326頁◆税込4,104円(本体3,800円)

ISBN 978-4-588-02199-2



フロイト以後の精神分析の理論的総括を試みたビオンの代表的著作を集成。本巻は、「経験から学ぶこと」「精神分析の要素」の二部からなる。訳者による解題を付す。







『精神分析の方法 Ⅱ』W.R.ビオン/福本修、平井正三訳(法政大学出版局)

初版2002・最終版2002年◆四六判◆390頁◆税込4,320円(本体4,000円)

ISBN 978-4-588-02200-5



本巻は、「変形」「注意と解釈」の二部からなり、今日の精神分析の臨床とメタ心理学研究に明確な指針とパースペクティブを提供する。巻末にⅠ・Ⅱ巻の索引を付す。







『解決志向の言語学』S.ド・シェイザー/長谷川啓三監訳(法政大学出版局)

初版2000・最終版2005年◆四六判◆420頁◆税込4,968円(本体4,600円)

ISBN 978-4-588-02204-0



心理療法理論を哲学と心理学の概念から説き、問題〈解決〉のための具体的な治療(会話)を展開。言葉の魔術的な力が明らかにされ我々を最先端の心理療法へと導く。







『近代日本における読書と社会教育』山梨あや(法政大学出版局)

初版2011・最終版2011年◆A5変型◆374頁◆税込6,156円(本体5,700円)

ISBN 978-4-588-68605-4



わが国において読書が普及し始める1900年代から大衆化する1960年代までを対象とし、読書行為の普及を近代日本教育史の視点から跡づける。





〔2014復刊書目〕 文学・芸術



『幻想芸術』マルセル・ブリヨン/坂崎乙郎訳(紀伊國屋書店)

初版1968・最終版1992年◆A5判◆498頁◆税込9,504円(本体8,800円)

ISBN 978-4-314-00043-7



暗黒の中世から、破滅に慄く現代までの芸術表現に表れた不安、異常、怪奇のイメージ。諸作品から「幻想」の変容を追い、精神の深奥に迫る古典的名著。







『日本SF論争史』巽孝之編(勁草書房)

初版2000・最終版2001年◆A5判◆432頁◆税込5,400円(本体5,000円)

ISBN 978-4-326-80044-5



SFの成果を豊穣な思想史として位置づける。安部公房、小松左京、筒井康隆、笠井潔、大原まり子ら各時代を代表するSF批評全21篇を収録。







『校注 良寛全歌集』谷川敏朗(春秋社)

初版1996・最終版2007年◆四六判◆480頁◆税込5,400円(本体5,000円)

ISBN 978-4-393-43445-1



短歌・旋頭歌・長歌合わせて1350首を成立時代順に配列。語注と参考の歌を掲げ現代語訳を付し、出典を明示して由之や定珍など他者作品を峻別。







『校注 良寛全詩集』谷川敏朗(春秋社)

初版1998・最終版2007年◆四六判◆528頁◆税込5,940円(本体5,500円)

ISBN 978-4-393-43446-8



江戸期の写本・自筆詩集・遺墨による483首を成立時代順に並べ、こなれた現代語訳と語注を付し、巻末の校異編には同案詩・他者作品も収録。







『校注 良寛全句集』谷川敏朗(春秋社)

初版2000・最終版2007年◆四六判◆288頁◆税込2,700円(本体2,500円)

ISBN 978-4-393-43444-4



遺墨や写本・活字本から良寛作とされる俳句107首を採用し、季語により分類。現代語訳・解説・語注を付し、良寛句の世界を親しみやすいものにした。







『クレンペラーとの対話』ピーター・ヘイワース/佐藤章訳(白水社)

初版1976・最終版1999年◆四六判◆280頁◆税込4,968円(本体4,600円)

ISBN 978-4-560-08367-3



音楽史に偉大な足跡を残した巨匠が、政治的圧力、周囲の無理解をはねのけ、数多の苦難より再起した人生、音楽観、名演を回想する。





〔2014復刊書目〕 法律・経済・政治



『国際法上の自衛権 新装版』田岡良一(勁草書房)

初版1981・最終版1985年◆A5判◆400頁◆税込5,400円(本体5,000円)

ISBN 978-4-326-40293-9



国際社会を法的に組織するための国際連合や国際司法裁判所は、秩序をもたらす実効を発揮していない。国際法上、自衛権はどう既定されるべきか。







『聞き書 南原繁回顧録』丸山真男・福田歓一編(東京大学出版会)

初版1989・最終版1999年◆四六判◆556頁◆税込6,264円(本体5,800円)

ISBN 978-4-13-033039-8



丸山・福田ほかの聞き取りを通して、政治哲学者にして思想家、歌人である南原繁の自ら語る生涯の足跡と時代背景を伝える。







『大正デモクラシー体制の崩壊 内政と外交』酒井哲哉(東京大学出版会)

初版1992・最終版2007年◆A5判◆232頁◆税込6,048円(本体5,600円)

ISBN 978-4-13-036062-3



満州事変に始まる大正デモクラシー体制の崩壊過程を、内政と外交の相互関連性に着目しながら分析する。







『天皇制国家と政治思想』松本三之介(未來社)

初版1969・最終版1984年◆A5判◆320頁◆税込5,184円(本体4,800円)

ISBN 978-4-624-30011-1



日本的な統治原理「天皇制」の思想とはなにか。維新前後の法政思想を刻明にさぐり、分析を続けてきた著者十年の研究成果。





〔2014復刊書目〕 法律・経済・政治



『国際法上の自衛権 新装版』田岡良一(勁草書房)

初版1981・最終版1985年◆A5判◆400頁◆税込5,400円(本体5,000円)

ISBN 978-4-326-40293-9



国際社会を法的に組織するための国際連合や国際司法裁判所は、秩序をもたらす実効を発揮していない。国際法上、自衛権はどう既定されるべきか。







『聞き書 南原繁回顧録』丸山真男・福田歓一編(東京大学出版会)

初版1989・最終版1999年◆四六判◆556頁◆税込6,264円(本体5,800円)

ISBN 978-4-13-033039-8



丸山・福田ほかの聞き取りを通して、政治哲学者にして思想家、歌人である南原繁の自ら語る生涯の足跡と時代背景を伝える。







『大正デモクラシー体制の崩壊 内政と外交』酒井哲哉(東京大学出版会)

初版1992・最終版2007年◆A5判◆232頁◆税込6,048円(本体5,600円)

ISBN 978-4-13-036062-3



満州事変に始まる大正デモクラシー体制の崩壊過程を、内政と外交の相互関連性に着目しながら分析する。







『天皇制国家と政治思想』松本三之介(未來社)

初版1969・最終版1984年◆A5判◆320頁◆税込5,184円(本体4,800円)

ISBN 978-4-624-30011-1



日本的な統治原理「天皇制」の思想とはなにか。維新前後の法政思想を刻明にさぐり、分析を続けてきた著者十年の研究成果。





〔2014復刊書目〕 自然科学・医学



『何のための数学か 数学本来の姿を求めて』モーリス・クライン/雨宮一郎訳(紀伊國屋書店)

初版1987・最終版1989年◆四六判◆232頁◆税込3,024円(本体2,800円)

ISBN 978-4-314-00481-7



数学は単なる記号操作の技術ではない。その目標は自然から知識を引き出すことにある。自然界の構造探究の歴史を辿りながら、その知の本質に迫る。







『ドクター・ジュノーの戦い エチオピアの毒ガスからヒロシマの原爆まで 新装版』マルセル・ジュノー/丸山幹正訳(勁草書房)

初版1991・最終版1992年◆四六判◆304頁◆税込3,240円(本体3,000円)

ISBN 978-4-326-75052-8



20世紀の文明が犯しえた極限的な残虐現場の最前線に出かけていき、その被害者の生命を救うために献身した医師ジュノーの「実戦」記録。





〔2014復刊書目〕 オンデマンド



『社会性の哲学』今村仁司(岩波書店)

初版2007・最終版2007年◆A5判◆584頁◆税込12,420円(本体11,500円)

ISBN 978-4-00-730109-4



人間存在を贈与論的構造に位置づけ、政治、経済、法の社会性の諸相を考察。労働と暴力をめぐる社会哲学を総合的に展開した遺著。







『周恩来キッシンジャー機密会談録』毛里和子、増田弘監訳(岩波書店)

初版2004・最終版2006年◆A5判◆400頁◆税込8,424円(本体7,800円)

ISBN 978-4-00-730108-7



71年のキッシンジャー秘密訪中時の会談記録。台湾、日本、ニクソン訪中時の共同声明草案などをめぐり率直な議論がかわされる。







『地域社会の民俗学的研究』岩井宏實(法政大学出版局)

初版1987・最終版1987年◆A5判◆592頁◆税込10,584円(本体9,800円)

ISBN 978-4-588-32105-4



地方文化の伝承基盤とその変容過程を時間 - 空間の総合的認識において実証的に捉えなおし、歴史学と民俗学の接点に立って地域社会のゆたかな可能性を掘り起こす。







『日本神話の比較研究』大林太良編(法政大学出版局)

初版1974・最終版1977年◆A5判◆438頁◆税込5,400円(本体5,000円)

ISBN 978-4-588-30401-9



日本神話と世界各地の神話との比較研究の成果を結集し、比較・分析を綜合して比較神話学の問題点を摘出・展望する。







『剣の神・剣の英雄 タケミカヅチ神話の比較研究』大林太良、吉田敦彦(法政大学出版局)

初版1981・最終版1981年◆四六判◆270頁◆税込3,240円(本体3,000円)

ISBN 978-4-588-30402-6



剣神伝承の一致と対応を対照しつつ、日本神話と印欧諸族の神話との連続性を浮彫にし、比較神話学の方法により文化系統論に新視覚をもたらす。







『桶と樽』小泉和子編(法政大学出版局)

初版2000・最終版2000年◆A5判◆466+1頁◆税込8,424円(本体7,800円)

ISBN 978-4-588-32121-4



出土遺物や絵画・文献資料をもとに、壷・甕から桶・樽への転換期を探り、醸造業をはじめ、農業・漁業・鉱業から流通業まで、桶・樽が果たした役割を明らかにする。







『奄美説話の研究』山下欣一(法政大学出版局)

初版1979・最終版1979年◆A5判◆552頁◆税込8,424円(本体7,800円)

ISBN 978-4-588-33482-5



ユタが唱えてきた呪詞と民間説話群とを詳細に比較・検討しつつ、南島の基層文化におけるシャーマニズムという独自の視角から、南島説話成立の基盤を浮彫りにする。







『南西諸島の民俗Ⅰ』下野敏見(法政大学出版局)

初版1980・最終版1980年◆A5判◆554+16頁◆税込8,640円(本体8,000円)

ISBN 978-4-588-33483-2



南九州から奄美・沖繩まで、島々の生活と文化を実地に精査して成った初の南島民俗集成。本巻は、生業・民具・航海(船)・漁業等の有形資料を中心に基層文化を探る。







『社会人類学入門』J.ヘンドリー/桑山敬己訳(法政大学出版局)

初版2002・最終版2007年◆A5判◆314頁◆税込4,212円(本体3,900円)

ISBN 978-4-588-67506-5



イギリス人類学の最新の成果を盛り込みつつ、日本の民族誌的事例を豊富に取り上げ、異文化としての日本、他者としての自己について考える機会を提供する好入門書。







『現代日本の大学革新』清成忠男(法政大学出版局)

初版2010・最終版2010年◆四六判◆320頁◆税込3,780円(本体3,500円)

ISBN 978-4-588-68211-7



2003年度に大きく転換した高等教育政策と、18歳人口が急減期に入った1990年代からの大学革新を取り上げ、その状況と問題点を論じる。







『フランスを知る』東京都立大学フランス文学研究室編(法政大学出版局)

初版2003・最終版2005年◆A5判◆330頁◆税込4,212円(本体3,900円)

ISBN 978-4-588-37110-3



言語、文学、社会、歴史、宗教、思想、さらにパリと地方、人物、出来事、日本との交流など多様なテーマを最新の知見や情報を織りまぜ明快に解説する総合的入門書。







『海女』瀬川清子(未來社)

初版1970・最終版1975年◆四六判◆308頁◆税込4,860円(本体4,500円)

ISBN 978-4-624-99041-1



舳倉島に渡って、海女たちのきびしい過酷な生活をみて以来、全国の海女のたちの生活、歴史、文化を書き記した感動のヒューマン・ドキュメント。







『バロマ トロブリアンド諸島の呪術と死霊信仰』マリノウスキー/高橋渉訳(未來社)

初版1981・最終版1981年◆四六判◆208頁◆税込3,456円(本体3,200円)

ISBN 978-4-624-99040-4



社会人類学の古典とされる名高いトロブリアンド諸島調査のもっとも初期においてなされた調査報告で、島人の信仰面を照射する。







『親と子の夜』上野英信/千田梅二画(未來社)

初版1959・最終版1984年◆A5判◆200頁◆税込3,456円(本体3, 200円)

ISBN 978-4-624-99042-8



戦後の炭鉱の英雄時代を描いた記念碑的版画物語。『せんぶりせんじが笑った!』『はじめての発言』『親と子の夜』『ひとくわぼり』ほか5篇収録。