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2012年04月09日

〔2012復刊書目〕 哲学・思想・言語・宗教

『林達夫とその時代』渡邊一民(岩波書店)

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初版1988・最終版1989年◆四六判◆372頁◆税込3465円(本体3300円)
ISBN4-00-001861-2

林達夫とはなにか。日本の知的風土の中でひときわ異彩を放ち、ときに激越なまでの振幅を見せる林達夫の深く入り組んだ精神の軌跡を描いた力作。


『仏教-言葉の思想史』末木文美士(岩波書店)

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初版1996・最終版1996年◆A5判◆316頁◆税込6825円(本体6500円)
ISBN4-00-002863-4

日本仏教で重視される用語・概念をインド・中国の原典にさかのぼって精細に検証し、仏教思想の受容と変遷の様態を明らかにする。


『〈個〉の誕生 キリスト教教理をつくった人びと』坂口ふみ(岩波書店)

〈個〉の誕生 キリスト教教理をつくった人びと →bookwebで購入

初版1996・最終版2007年◆A5判◆320頁◆税込7875円(本体7500円)
ISBN4-00-002897-9

古代から中世へ、一大転換期を舞台にした思想のドラマ――ローマ帝国末期、ビザンツ初期のキリスト教教義論争史を読む。


『時間と空間の哲学』イアン・ヒンクフス/村上陽一郎、熊倉功二訳(紀伊國屋書店)

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初版1979・最終版2002年◆四六判◆288頁◆税込2940円(本体2800円)
ISBN978-4-314-00916-4

物質は空間に存在し、時間を通じて持続する。それでは空間とは何で、時間とどう違うのか――この問いに答えた、分析哲学的なアプローチとして格好の解説書。


『大衆運動』エリック・ホッファー/高根正昭訳(紀伊國屋書店)

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初版1961・最終版2006年◆四六判◆208頁◆税込2520円(本体2400円)
ISBN978-4-314-00935-5

宗教運動、ナチズム、共産主義、ナショナリズム……大衆運動に共通の性質をあぶりだし、そのダイナミズムを描ききる、「沖仲仕の哲学者」の処女作にして主著。


『理由と人格』D.パーフィット/森村進訳(勁草書房)

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初版1998・最終版2004年◆A5判◆800頁◆税込10500円(本体10000円)
ISBN978-4-326-10120-7

人格の同一性、道徳性、合理性などにまつわる私たちの奥深い信念を揺るがす、現代倫理学からの挑戦。20世紀後半の最も重要な哲学書。


『真理という謎』M.ダメット/藤田晋吾訳(勁草書房)

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初版1986・最終版2004年◆四六判◆442頁◆税込5250円(本体5000円)
ISBN978-4-326-15181-3

直観主義をモデルにした反実在論のプログラムをかかげ、現代哲学の最前線を領導するダメット。「実在論̶反実在論」の論理的定式化に関わる作品を中心に12 篇を収録。


『カントからヘーゲルへ(UP選書174)』岩崎武雄(東京大学出版会)

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初版1977・最終版1998年◆四六判◆270頁◆税込2940円(本体2800円)
ISBN978-4-13-013027-1

カントの批判哲学から、フィヒテ、シェリングをへてヘーゲルの哲学体系までドイツ観念論を平明に解説した、スタンダードな入門書。


『医神アスクレピオス 生と死をめぐる神話の旅』カール・ケレーニイ/岡田素之訳(白水社)

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初版1997・最終版1997年◆四六判◆176頁◆税込2940円(本体2800円)
ISBN978-4-560-08226-3

医術とは自らの傷に苦しむことで得た治療知識に他ならない――ヒポクラテスの始祖神、アスクレピオスの根源像を神話学の巨人が解明する。


『イェーナ体系構想 精神哲学草稿 (I 1803-04)精神哲学草稿 I(I 1805-06)』ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル/加藤尚武監訳・座小田豊他訳(法政大学出版局)

イェーナ体系構想 精神哲学草稿 (I 1803-04)精神哲学草稿 I(I 1805-06) →bookwebで購入

初版1999・最終版1999年◆A5判◆290頁◆税込6090円(本体5800円)
ISBN978-4-588-15032-6

イェーナ大学講義のうち「精神哲学」講義草稿初の完訳。
ヘーゲルが自ら抹消した草稿部分を復元しつつ、ヘーゲルの思索の苦闘のドラマを蘇らせる。


『言葉と世界 ヴィルヘルム・フォン・フンボルト研究』亀山健吉(法政大学出版局)

言葉と世界 ヴィルヘルム・フォン・フンボルト研究 →bookwebで購入

初版2000・最終版2000年◆A5判◆258頁◆税込4935円(本体4700円)
ISBN978-4-588-15035-7

生涯と活動、ヤーコプ等との学的交流、日本語研究等フンボルト言語論の核心に迫るテーマを未刊の書簡や草稿を発掘・駆使して解明する研究の集大成。


『実体概念と関数概念』エルンスト・カッシーラー/山本義隆訳(みすず書房)

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初版1979・最終版2004年◆A5判◆488頁◆税込6300円(本体6000円)
ISBN978-4-622-02462-0

〈実体〉から〈関数〉へ。数学・自然科学的思惟構造の形成を概念の発展として把握。『シンボル形式の哲学』へと結実する独自の立場を確立した書。


『実践感覚 1/実践感覚 2』ピエール・ブルデュ/今村仁司・港道隆・福井憲彦・塚原史訳(みすず書房)

実践感覚 1 →bookwebで購入

実践感覚 1:初版1988・最終版2004年◆四六判◆288頁◆税込3465円(本体3300円)
ISBN978-4-622-04995-1

実践感覚 2 →bookwebで購入

実践感覚 2:初版1990・最終版2005年◆四六判◆280頁◆税込3465円(本体3300円)
ISBN978-4-622-04996-8
〈実践=日常的行動〉の意味を究明し社会諸科学の基礎を構築。一方では現象学を、他方では構造主義を包摂しうる、ポスト構造主義の記念碑的業績。


『心の概念』ギルバート・ライル/坂本百大・井上治子・服部裕幸訳(みすず書房)

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初版1987・最終版2005年◆A5判◆512頁◆税込5985円(本体5700円)
ISBN978-4-622-01770-7

心脳問題にも通じる議論を展開した、日常言語学派の基礎文献。デカルト以来の哲学的伝統を根底的に批判し、心に関する新しい概念地図を提示する。


『経験としての詩』フィリップ・ラクー=ラバルト/谷口博史訳(未來社)

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初版1997・最終版1997年◆四六判◆290頁◆税込3675円(本体3500円)
ISBN978-4-624-93236-7

アウシュヴィッツ以後詩作することは可能か――戦後ヨーロッパの代表的詩人ツェランの後期詩篇から複数の声を聴きとる哲学的エッセイ。


『スピノザの政治思想』柴田寿子(未來社)

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初版2000・最終版2005年◆A5判◆326頁◆税込6090円(本体5800円)
ISBN978-4-624-30097-5

思想史に異彩を放つスピノザ思想の政治的側面。1960年代以降のスピノザ研究を批判的に吸収しつつ、民主政のオルタナティブを提示する試み。


『歴史家と母たち』上村忠男(未來社)

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初版1994・最終版1994年◆四六判◆250頁◆税込3360円(本体3200円)
ISBN978-4-624-93222-0

現代イタリア歴史学の鬼才ギンズブルグの独得の論理と方法をめぐって、イタリア思想史研究の第一人者による包括的かつ批評性豊かな画期的研究成果。


〔2012復刊書目〕 社会

『『キング』の時代 国民大衆雑誌の公共性』佐藤卓己(岩波書店)

『キング』の時代 国民大衆雑誌の公共性 →bookwebで購入

初版2002・最終版2005年◆四六判◆484頁◆税込4410円(本体4200円)
ISBN4-00-022517-0

日本初の100 万部を達成した伝説的「国民大衆雑誌」――その意味を近代日本史に位置づけ直す、参加=動員のメディア史。


『セクシュアリティの歴史社会学』赤川学(勁草書房)

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初版1999・最終版2004年◆A5判◆512頁◆税込5775円(本体5500円)
ISBN978-4-326-60126-4

近代日本のセクシュアリティ言説形成過程を、オナニーに関する言説に焦点をあてて素描する。理論的検討を尽くした方法論の確立を目指す。


『憲法論』カール・シュミット/阿部照哉・村上義弘訳(みすず書房)

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初版1974・最終版2004年◆A5判◆496頁◆税込6825円(本体6500円)
ISBN978-4-622-01736-3

ナチスの政治体制を理論的に支えた法学者が、近代の「市民的・法治国的」憲法の発展を思想史的・社会学的に考察し、その基本構造を鋭く分析する。


『国民国家と経済政策』マックス・ウェーバー/田中真晴訳(未來社)

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初版2000・最終版2000年◆四六判◆122頁◆税込2100円(本体2000円)
ISBN978-4-624-93424-8

若きウェーバーの有名なフライブルグ大学教授就任講演。たんに政治論にかぎられず、没価値性理論の出発点であり、方法論的論稿の礎石をなす。


〔2012復刊書目〕 歴史・民俗

『千年王国と未開社会 メラネシアのカーゴ・カルト運動』ピーター・ワースレイ/吉田正紀訳(紀伊國屋書店)

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初版1981・最終版1989年◆四六判◆424頁◆税込4830円(本体4600円)
ISBN978-4-314-00345-2

近代ヨーロッパ文化との接触を機に起こった、メラネシア全域での宗教運動を考察。未開社会は変容する自分たちの世界をいかに合理的に捉えようとしたのか。


『おとぎの国のモード』坂井妙子(勁草書房)

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初版2002・最終版2002年◆四六判◆240頁◆税込3675円(本体3500円)
ISBN978-4-326-65265-5

絵本に登場する動物たちは、なぜ服を着ているのか?服飾社会学の視点から、動物たちのファッションが映し出す時代の貌を読み解く。


『近代日本綿業と中国(歴史学選書6)』高村直助(東京大学出版会)

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初版1982・最終版1982年◆四六判◆346頁◆税込3360円(本体3200円)
ISBN978-4-13-025006-1

綿業を軸に考察される日・中関係百年史。19 世紀世界市場への展開、20 世紀に入っての在華紡の形成・発展から崩壊までを分析。


『近代日本研究入門』中村隆英・伊藤隆 編(東京大学出版会)

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初版1977・最終版1985年◆B6判◆424頁◆税込3675円(本体3500円)
ISBN978-4-13-020301-2

時代別主要テーマ6論文、問題別主要テーマ6論文を配し、研究の手引きとして史料の所在や活用の仕方などを紹介。現在においても重要な問題発見の手がかりとなる定評ある論文を多数収録。


『文化の翻訳(UP選書183)』青木保(東京大学出版会)

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初版1978・最終版1993年◆四六判◆204頁◆税込2940円(本体2800円)
ISBN978-4-13-003353-4

「異文化」「異民族」「他者」の理解はいかにして可能かを問い、人類学ひいては科学-学問のトータルな内省に立ち向かう。


『昭和十年代史断章(歴史学選書4)』伊藤隆(東京大学出版会)

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初版1981・最終版1981年◆四六判◆322頁◆税込3360円(本体3200円)
ISBN978-4-13-025004-7

昭和研究会、大政翼賛会、海軍政治懇談会の運動などに光をあて、「東亜共同体」論など、昭和十年代史を再構成する不可欠の論点に迫る。


『職業別 パリ風俗』鹿島茂(白水社)

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初版1999・最終版2003年◆A5判◆264頁◆税込3570円(本体3400円)
ISBN978-4-560-08225-6

お針子、門番女、公証人、仕立屋、乳母……バルザックやフロベールの小説に登場する様々な職業の実態を明らかにする19 世紀「風俗ファイル」。図版多数。


『中世のアウトサイダー』F.イルジーグラーほか/藤代幸一訳(白水社)

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初版1992・最終版2005年◆四六判◆381頁◆税込5040円(本体4800円)
ISBN978-4-560-08224-9

「都市の不名誉な人」として排斥と追放の論理が適用された、乞食、大道芸人、娼婦、死刑執行人ら下層階級の実態をライン河畔の都市ケルンにおいて探る。


〔2012復刊書目〕 文学・芸術

『焔の文学 完本』モーリス・ブランショ/重信常喜、橋口守人訳(紀伊國屋書店)

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初版1958・最終版1997年◆四六判◆466頁◆税込5040円(本体4800円)
ISBN978-4-314-00796-2

無と有、沈黙と言葉、死と生……。揺れ動く作家の魂を文学の〈焔〉のなかにこそ見出そうとする、フランス批評の孤峰ブランショ、珠玉の評論集。


『告白と呪詛』シオラン/出口裕弘訳(紀伊國屋書店)

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初版1994・最終版1994年◆四六判◆256頁◆税込2940円(本体2800円)
ISBN978-4-314-00694-1

「生にはなんの意味もないという事実は、生きる理由の一つになる。唯一の理由にだってなる」―― 80 歳を前に自ら最後の著作と決めた、シオランの到達点。


『写真の哲学のために』V.フルッサー/深川雅文訳(勁草書房)

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初版1999・最終版2004年◆四六判◆200頁◆税込3150円(本体3000円)
ISBN978-4-326-15340-4

脱産業社会/情報社会における「装置」と「人間」が作り出す新しい自由とは何か。ベンヤミン、マクルーハンを超えるメディア=文明論。


『ワルター・ベンヤミン』T.イーグルトン/今村仁司ほか訳(勁草書房)

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初版1988・最終版1989年◆四六判◆360頁◆税込4200円(本体4000円)
ISBN978-4-326-15213-1

現代イギリスの文芸評論家、マルクス主義者である著者によるベンヤミンの読解。型通りのものではなく、随所に卓見がきらめいている。


『バーナード・ショー名作集』鳴海四郎ほか訳(白水社)

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初版1966・最終版1988年◆四六判◆644頁◆税込6930円(本体6600円)
ISBN978-4-560-08222-5

「カンディダ」「悪魔の弟子」「人と超人」「ピグマリオン」「聖女ジョウン」「デモクラシー万歳!」を収録。《世紀の皮肉屋》ショーの喜劇集。


『シューベルトの歌曲をたどって』ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ/原田茂生訳(白水社)

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初版1976・最終版1998年◆四六判◆552頁◆税込7875円(本体7500円)
ISBN978-4-560-08223-2

ドイツ歌曲の第一人者が、シューベルトの生涯、交友、恋愛、歌曲の成立、解説、後世作曲家への影響などを年代を追って綴る、卓抜なシューベルト読本。


『考える/分類する 日常生活の社会学』ジョルジュ・ペレック/阪上脩訳(法政大学出版局)

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初版2000・最終版2000年◆四六判◆150頁◆税込2100円(本体2000円)
ISBN978-4-588-02202-9

収集―分類―整理という人間の社会- 心理的素描を試みる考現学的考察を通じて、現代社会と人間の恐るべき変貌を描き出す。


『クナッパーツブッシュ 音楽と政治』奧波一秀(みすず書房)

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初版2001・最終版2001年◆四六判◆236頁◆税込3150円(本体3000円)
ISBN978-4-622-04265-5

ドイツ各地で徹底収集した厖大な史料に、緻密な検証を加える。分析の先に見えてくる大指揮者の真の姿とは。暗い時代との関わりを鋭く抉る意欲作。


『ロシア・アヴァンギャルドと20世紀の美的革命』ヴィーリ・ミリマノフ/桑野隆訳(未來社)

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初版2001・最終版2001年◆A5判◆182頁◆税込2940円(本体2800円)
ISBN978-4-624-71082-8

ナロード(民衆)による革命と美的革命の相克をめざした、20 世紀ロシア・アヴァンギャルドを、 世界の美術史のなかに位置づける基本書。


〔2012復刊書目〕 法律・経済・政治

『「表現の自由」を求めて アメリカにおける権利獲得の軌跡』奥平康弘(岩波書店)

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初版1999・最終版2000年◆A5判◆380頁◆税込4095円(本体3900円)
ISBN4-00-001921-X

迫害と闘い、「自由」を求めて葛藤と苦闘を続けてきた人々の数百年の歴史を、注目すべき事件、裁判と共に描き出した渾身の作。


〔2012復刊書目〕 自然科学・医学

『出産と生殖観の歴史』新村拓(法政大学出版局)

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初版1996・最終版1997年◆四六判◆334頁◆税込3150円(本体3000円)
ISBN978-4-588-31206-9

性愛・受胎・出産をめぐる古来の諸見解から、性と生殖の分離をもたらす現代の生殖技術の発展までを展望し、子を産むことの意味を考える。


『在宅死の時代 近代日本のターミナルケア』新村拓(法政大学出版局)

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初版2001・最終版2007年◆四六判◆240頁◆税込2940円(本体2800円)
ISBN978-4-588-31208-3

高度経済成長末期以降急速に失われた看取りの文化を、地主や開業医の日記等を通して明らかにしつつよりよく生きるためにその復権を提唱する。


〔2012復刊書目〕 オンデマンド書目

【オンデマンドとは】
*書籍の内容をデジタル・データで保存し、注文をいただいた時点で印刷・製本するシステムです。内容はオリジナル本と変わりはありませんが、装丁、外見などが異なります。
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『将軍権力の創出』朝尾直弘(岩波書店)

初版1994・最終版1995年◆A5判◆384頁◆税込9450円(本体9000円)
ISBN978-4-00-730015-8

幕藩制国家権力の中核をなす「将軍権力」はいかに形成されたか。「幕藩制と天皇」「将軍政治の権力構造」「鎖国制の成立」など主要論文の一大集成。


『日本の経済システム』寺西重郎(岩波書店)

初版2003・最終版2004年◆四六判◆430頁◆税込6300円(本体6000円)
ISBN978-4-00-730016-5

日本が経験した2つの経済システム「明治大正経済システム」と「高度成長期経済システム」を比較・検討し、システム改革と日本経済の将来像を示す。


『人間的な合理性の哲学』伊藤邦武(勁草書房)

初版1997・最終版1997年◆四六判◆384頁◆税込5670円(本体5400円)
ISBN978-4-326-98065-9

現代の合理的意思決定理論の基礎にある哲学的洞察や論理的工夫とはどんなものだろうか。パスカル以来の歴史的展開と現在の論争点という二つの視点から整理する。


『コクトー名作集』澁澤龍彥ほか訳(白水社)

初版1979・最終版1983年◆四六判◆411頁◆税込7350円(本体7000円)
ISBN978-4-560-03306-7

「オイディプース王」「オルフェ」「声」「円卓の騎士」「エッフェル塔の花婿花嫁」「怖るべき親たち」「バッカス」収録。《芸術的軽業師》の詩的幻想。


『イプセン名作集』山室 静ほか訳(白水社)

初版1956・最終版1981年◆四六判◆510頁◆税込7875円(本体7500円)
ISBN978-4-560-03303-6

「野鴨」「人形の家」「建築師ソルネス」「幽霊」「小さいエヨルフ」「ヘッダ・ガブラー」収録。近代演劇運動の起点となったイプセンの真価を知る好個の一巻。


『十八世紀社会主義』アンドレ・リシュタンベルジェ/野沢協訳・解説(法政大学出版局)

初版1981・最終版1981年◆A5判◆774頁◆税込21000円(本体20000円)
ISBN978-4-588-92058-5

フランス大革命前の作品群から発掘蒐集し考察した〈十八世紀思想史〉の辞書的基本文献。社会主義の思想的源流と原初的パトスを浮彫りにする。


『沖縄の言語史』外間守善(法政大学出版局)

初版1971・最終版1982年◆四六判◆309頁◆税込6300円(本体6000円)
ISBN978-4-588-92060-8

日本祖語を基層に持ちつつ琉球方言はいかに変化してきたか。古代から現在に至るその変遷を辿りつつ、沖縄の社会的変動をもあとづける。


『国立公園成立史の研究 開発と自然保護の確執を中心に』村串仁三郎(法政大学出版局)

初版2005・最終版2005年◆A5判◆428頁◆税込8925円(本体8500円)
ISBN978-4-588-92062-2

国立公園の思想、設置構想をめぐる論争を経て、昭和6年、国立公園法が成立。主要国立公園の設立経緯や問題を環境経済学的視点から考察する。


『外から見た〈日本文化〉』星野勉 編(法政大学出版局)

初版2008・最終版2008年◆A5判◆190頁◆税込3150円(本体3000円)
ISBN978-4-588-92059-2

幕末・明治以来の「外からの眼差し」とアニメ・ゲーム等に見られる国家枠組みの越境現象を通して〈日本文化〉を相対化する「国際日本学」の試み。


『山之口貘』仲程昌徳(法政大学出版局)

初版1975・最終版1983年◆四六判◆328頁◆税込6300円(本体6000円)
ISBN978-4-588-92061-5

未発表の初期詩篇から遺著『鮪に鰯』にいたる作品の軌跡を生活の軌跡と照らし合わせつつ、〈物への愛〉にみちた貘の詩的表現等の源泉をさぐる。


『マックス・ウェーバー基礎研究序説』折原浩(未來社)

初版1988・最終版1988年◆A5判◆340頁◆税込5460円(本体5200円)
ISBN978-4-624-99031-2

マリアンネ・ウェーバーとウィンケルマンの遺稿編集における問題性を指摘し、ウェーバー比較宗教社会学体系の本来の姿を明らかにする。


『沖縄池間島民俗誌』野口武徳(未來社)

初版1972・最終版1984年◆A5判◆398頁◆税込6090円(本体5800円)
ISBN978-4-624-99030-5

本書は沖縄宮古島の西北端に位置する池間島の自然、社会、島民の生活を描きつくす貴重な民俗誌。収録写真80枚、口絵写真16頁。


『きじや』杉本寿(未來社)

初版1984・最終版1984年◆A5判◆250頁◆税込4725円(本体4500円)
ISBN978-4-624-99029-9

日本の脊稜山脈に居を定め移動を事とした轆轤師が数世紀にわたって構成した聚落は一万に及ぶという。山村の創造に光をあてた古典的基本文献。


『一つの日本文化論 柳田國男に関連して』有賀喜左衛門(未來社)

初版1981・最終版1981年◆四六判◆254頁◆税込3675円(本体3500円)
ISBN978-4-624-99032-9

わが国の実証社会学に不滅の業績を残し、同族理論を展開した著者が、民具論、仏教論、親族呼称などの、晩年に書き残したいくつかの文化論を集める。